「ボタン」といってもボタンをかけて服を着るという目的ではないボタンもあるみたいです。下の糸巻きの形のボタンはアンティークのミシンの写真に合わせてみました。(このドイツ製のミシンはすでに売れてしまった。)
英語でクローズピンというのは洗濯バサミ。そうっ!洗濯バサミの形のボタン!日本のとちょっと違う形。大きいのは本物。
小さいボタンでかわいいボタンカードもたくさんできました。次回の大江戸骨董市(2月20日)にもっていきますよ~。
英語でクローズピンというのは洗濯バサミ。そうっ!洗濯バサミの形のボタン!日本のとちょっと違う形。大きいのは本物。
小さいボタンでかわいいボタンカードもたくさんできました。次回の大江戸骨董市(2月20日)にもっていきますよ~。
長い事念願だったホームページが間もなく完成する事になったので店主のKa-channに成り代わりましてサラがお知らせいたしますだわん。
まだ商品は見られませんが雰囲気はちょっとわかっていただけると思います。ガーデンフラッグの販売が中心だそうですがこちらもよろしくお願いいたします。
http://gardenflag.ocnk.net/
それよりサラのこのおしゃれなマフラーをミテミテ!
アンティークショップらしくクラシックな雰囲気でいきたいなとたまには思う事もあるのです。1900年代の帽子と編み上靴で。
(左)足の幅の細さは想像を絶するものがある。(右)銀メッキがほとんどはげたカップ。飾りをすてて地が出てこそ初めてわかる美しさもある。
「シルクハットとはどんな帽子」?と言う方も「手品師がウサギを出す帽子です。」というとすぐにわかって下さるでしょう。最近だとアリスの映画にでてきたマッドハッターがかぶっていたのがシルクハットですね。クラウンのテッペンが平らでエントツの様に背が高いのが特徴です。
呼び方は様々でトップハット、ハイハット、オペラハット、クラウンが筒のようなのはそのものずばりでストーブパイプハットなど。アメリカのリンカーン大統領はこのストーブパイプハットに重要な手紙をしまっていたというのは有名な話。
シルクハットというと上流階級のシンボルという印象が強いけれど、そのスタートはあくまでもファッションと捉えられていたらしい。1850年ごろにプリンス・アルバートが好んで被ったことから貴族、上流階級にも広まって行ったけれども第一次世界大戦が終わるころまでには上流階級の間でも日常生活に使われることはなくなっていって以後は礼服にあわせるだけになっていったのだ。一方、存在感のあるデザインから舞台、映画での小物としておもしろい扱いをされる事が多く女優のマレーネ・デートリッヒのシルクハット姿はとても有名です。
一番上の写真は1873年のルノワールの絵画ですが女性が乗馬の時にはシルクハットをかぶっていたのがわかります。頭から帽子が落ちないようにネットなどを使っていたようですね。下の濃い茶色のシルクハットは1900年代の女性用の物です。
初期にはビーバーの毛皮が使われていたけれど(当然シルクハットとは呼ばれていなかったのでしょう)後にシルクの繊細な「ケバ」からビーバーの様なつやのある素材が作られるようになり、またビーバーの捕獲が難しくなった事もありシルクの物が多く出回るようになったそうです。右下の写真は帽子の内側ですが使われている素材が良く判ります。チーズクロスのような目の荒い物にケバがついているのがわかります。(焦げ茶色の切り込みのある部分)
シルクハットはそのデザインのユニークさから日用品にもモチーフとして使われています。左は帽子を逆さにした形の花瓶。右はMr.ピーナッツ。
カラフルなシルクハットをかぶったミュージシャンがいたり、ミニチュアのシルクハットをちょこんと被ったモデルさんがいたりと形は少しかわってもまだまだ生きているシルクハットですね。
本牧にかつては米軍の住宅地があり、フェンスのむこうは日本とは違うコミュニティーがあったことを覚えている人はとっても少なくなりましたね。黄色いスクールバスが走る風景は日常だったのです。そのバスがなんと野菜をのせて戻って来たのだ!
鎌倉野菜がメインらしいです。ここに見えているのはラディッシュ、エシャロット、黄金かぶ、小松菜、スティックセニョール。その日持参の野菜はネットで見る事ができるのがうれしい
スクールバスの窓にワインとはシュールな眺めです。週末の夜はワインバーになってもちろんおいしい野菜料理のメニューがあるそうですよ。