長野県の渋温泉に行ってきました。渋温泉は、志賀高原のふもとあたりにあり、私は、母の郷里が近いこともあり、子供のころからよく行っていました。私にとっては、なつかしい場所です。渋温泉では、外湯めぐりができます。９つの外湯があり、旅館で鍵を借りていきます。皆さん、ゆかたに、下駄姿で、タオル片手に外湯をまわっています。９つ全部のお風呂に入ると、苦行を流すといい、ご利益があるそうです。私は、３つほど回りました。温泉街は、ちょっとひなびた雰囲気が漂い、夜になると、外湯めぐりの人や、夏祭りイベントをのぞく人など、多くの人が散策しています。ちょうど中心あたりに、有名な「金具屋」という旅館があり、その建物は、千と千尋にでてくる温泉館を思い出させるたたずまいです。夜は特に風情があります。子供の頃の思い出もあるせいか、この田舎の温泉街の雰囲気がなんとも好きです。そして、ここの温泉は、湯量も豊富で、とにかく熱いです。今回は、街の中心地から少し離れた、「天川荘」という旅館に泊まりました。こじんまりとして、家庭的なお宿です。ここにも露天風呂がありますが、今回は、到着時間が遅かったこともあり、入りませんでした。それでも、朝、晩の外湯めぐりなどで、８回もお風呂に入り、温泉三昧でした。
