コロナ渦の真っ只中、気持ちよく外に出られないストレスの日々。ひっそりと、注意深く、福島へちょこっと旅をしてきた。
<大内宿へ>旅の目的地は、会津、猪苗代地方。まずは、自宅を車で出発して、宇都宮方面に向かって一般道を行き、鹿沼ICから東北道へ。平日だったが、東北道はそこそこの数の車が走行していた。途中の大谷PAには、スタミナ健太くんという餃子のキャラクターがいた。白河ICで東北道を降りて、のどかな国道を走ること一時間。国道から分岐して山道を5kmほど走ると、大内宿に到着した。普段の週末は、駐車場を待つ車が何キロと並んでしまうような観光地だが、すんなり駐車場に入れた。
<大内宿>大内宿に到着したのは13時前。駐車場から数分歩くと、大内宿の街に到着。まっすぐに伸びる道の両側に、茅葺の風情ある民家の建物が並んでいた。道の脇には、川が流れ、川沿いにはラムネを冷やしたり、ひまわりや紫陽花などの花が咲いていて、風情ある街並みを楽しめるようによく整備されていた。とりあえず、街なみを楽しみながら、まっすぐ奥へと進み、通りの一番奥にある、高台の神社への階段を登った。お社の隣には展望できるような場所があり、高台から、宿全体を眺めることができた。普段は混雑しているのだろうが、訪れる人も少なく、本当にひっそりと東北に佇む本来の大内宿の姿を見ることができたような気がした。