<ボートへ>やっと自分たちの順番が回ってきて、ボートに乗り込むときがやってきた。ボートには、4人組で乗ることになるので、前に並んでいた3人組の方の一つ前に出してもらい、オーストラリアのカップルと同じボートに乗り込んだ。船頭さんは、乗客を乗せると、まず、入洞料とボート代を客から集めて、海上の料金所(これもボート)へ向かい、料金の支払いを済ませた。そして、洞窟内への小さな穴を通るときの注意事項(寝そべって、手やひじを出さないなど)を説明しながら、穴の入口へ。洞内との交通は、ボート7~8艇ずつ入れて、5分くらいたった後に、それを全部出して、次を入れるといった感じの手順なので、入っているボートが出てくるまで、次のボートは、穴の前で列をなして待つことになる。
<いよいよ青の世界へ>いよいよ、穴の中に入る瞬間。ボートの上で、後ろの人(主人)の腹の上に頭を載せるような感じに寝そべり、いざ狭い岩の門をくぐった。くぐる瞬間は、顔が当たらないか、不安になるほど。。そして、目にした、青い青い世界。これがずっと憧れていた青の洞窟だ。光が差し込むほうをみると、ほんとうに美しい。写真には、なかなか撮り難いけど、ほんとにほんとに美しかった。ここまでの長い道のりが、余計にそう感じさせるのかもしれないが、とにかく長年の願いがかなった瞬間に、感動した。想像よりは広かった洞内をくるりとまわり、出口への列にボートが進んだとき、一緒にボートに乗ったカップルの女の子が、船頭さんに、「泳いでいい?」と。。あっという間に、彼女は、青い海へと飛び込み、気持ちよさそうに手を振っていた。影だけが見えて、なんとも幻想的な雰囲気だった。ひと泳ぎして、彼女は再びボートにあがってきた。そしてまた、ボートに寝そべり、陽がさんさんと降り注ぐ、外界へと出た。わずかに10分弱の青い世界を体験するために、ここまでやってきたわけだが、それだけの感激があった。あー、素晴らしかった。と、感動していると、船頭さんからは、チップの催促。。まあ、仕方ない。チップを渡して、ボートは船着き場に到着した。
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