＜ヨークルスアゥルロン＞スカフタフェットル国立公園を出発してから一時間、１５時前に氷河湖、ヨークルスアゥルロンに到着した。しかし、スカフタフェットル国立公園を出てしばらくすると、天気は急に悪くなり、なんと雨模様になってしまい、とても残念。氷河湖が見えてきたので、雨の中、合羽を着て、湖に浮かぶ氷が見えるところを少しだけ散策。氷河湖の景色に感激。再び、車に乗り、ボートツアー発着所に移動した。
＜ボートツアー＞ここではどうしてもボートツアーに乗りたかったのだ。とりあえず、ドライブインのような建物の中に入ったが、チケット売り場が見つからない。どこでチケットを買ったらよいかわからず、軽食売り場の方に聞いてみると、黄色いジャケットの人から買ってとのこと。しかし、黄色ジャケットの人が見当たらず、雨の中をうろうろ。やっとチケット売りの黄色いジャケットの係りの人を見つけて、１５時４５分発ボートツアーのチケットを購入した。ひとり3500ISKだった。とても混んでいるので、すぐ次のボートに乗ることはできず、ボートツアーの時間まで、しばらく車中で待機。雨はひどくなる一方。さて、いよいよ時間となり、防寒具と合羽を着込んで、ツアー出発所へ。水陸両用車に乗り込み、冷たい雨の降るなか、氷河湖へ出陣。。。氷河湖へ入るとすぐに、氷の塊の間をすり抜けるようにボートが進み、周囲の大きな氷塊に大感激。氷河湖に浮かぶ氷塊がとても青く見えて、悪天候の中、大興奮のツアーだった。ツアーでは、レンジャーさんの説明のあとに、氷塊を割って、みんなにおすそ分け。。。千年前の氷といわれても、、味はわからないが、とにかく透明だったのが印象的だった。この氷は、ゴムボートで併走している方（おそらく安全確認をしているものと思われる）が、とってきたものだ。ツアーは、４０分間くらいだった。ものすごい悪天候だったが、意外に楽しめたのが驚き。説明の方は、「曇りのほうが氷河が青く見えるので、あなた方はラッキーです。」と言っていた。ここまで雨が降らなくてもいいと思うが。。このボートツアーは、この旅一番の楽しみにしていたのだが、期待以上の大感激の体験となった。ツアー終了後、車の中で、少し暖をとっていると、小雨になってきたので、湖の縁で写真撮影。ただガスってきてしまったのが残念だった。１７時頃、氷河湖を出発した。
