ヨノナカ不可解である。旧Twitterに令和万博の偽アカウントが大量発生しているらしい。それ自体はあそこの治安から考えれば然程不自然でもないが、名前に「支援金のご案内」と入っている理由が分からない。この儘では赤字確実どころか運営費すら足りなくなる恐れが有るのでどうかご支援を、と云う詐欺が成立する確率は、還付金よりも遥かに低いだろう。こう云うのは数撃ちゃ当たるものなのかも知れないが、数十万円を寄付する様な奇特な人は多分Twitterをやってないのではないかと思う。ただ、SNS広告を踏み台にした投資詐欺の様な新手は次々と登場しているし、あちらとしては「引っ掛かるとは思えないが取り敢えずやってみようか」と云うスタンスなのかも知れない。本件もそう云う試行錯誤の一種なのであろう。そのパイオニア精神をもう少し生産的な方面に発揮してもらえればと思うのだが、そんな正論が誰にでも通用する訳では無いのが、人間心理の不可解な所なのである。