久々の20%還元である。地域通貨「さいコイン」が使える「さいたま市みんなのアプリ」待望のサービスインである。早速インストールしてマイナカード認証しようとしたらマイナサインなる別アプリに誘導されてそこで登録したらSMS認証も必要だから電話番号入れろと云う要求にも唯々諾々と従い使用可能なクレカはイオンカードのみと云う理不尽も乗り越え1時間程度で10000さいコインをチャージした。ポイントバックは先着順なので間に合うかと心配したら即座に2000たまポンが付与されたので、過疎化が却って心配になった。使えるお店はそれなりに有るが、さいコインのみ対応と云う所が多く、たまポンが腐ってしまわないかと云うのも懸念される点である。とは言えキャッシュレス決済機能は呼び水であり、行政サービスのデジタル化が本丸である。「市への電子申請」をタップしたらLINEの公式アカウントに飛ばされるのが現状だとしても、俺たちの戦いはこれからだ、なのである。
これで一世紀はイジラれるだろう。選手村でフランスが用意した食事に不満を持ったイギリス選手団が本国からシェフを呼び寄せたと云う話が、一部地域で大ウケしている。味がどうこう以前に肉や卵が兎に角少ないらしい。美食の国の面目を事も有ろうにイギリスに潰されたのであるから、ひねたユーモアを好むジョンブルには格好のネタであろう。両国の関係は部外者には窺い知れない程に複雑である。著名な百年戦争も、フランス貴族を祖とするプランタジネット朝とカペー朝のフランス域内の領土の奪い合いの様なものである。諸侯同士が婚姻でややこしく繋がっているからこそ起こるイザコザなのだが、身内の喧嘩にしか見えない。近代国家の成立によってそう云う訳の分からない争いは無くなってはいるものの、お互いをこき下ろす情報戦はまだまだ健在である。千年以上もドンパチやってた事から考えれば平和なものであり、敵対心を笑いで包むのも人類の知恵なのである。
便利だなんだけどなあ。欧米ではセルフレジを止める店舗が増えているとの話である。導入しても店の売上は伸びず、人件費も然程削減されないのが理由だそうである。監視や操作補助の為に店員を常駐させておく必要が有るから仕方ない面も有る。スキャンを忘れるうっかりさんも案外居るらしいし、故意の万引きも当然出てくる。更に米国ではセルフレジなのにチップを要求してくる事も嫌われる原因の様である。私としてはちょっとした買い物でお手を煩わせるのは気が引けるので、セルフレジはもっと増えて欲しいのであるが、会計待ちで行列が出来る様な大規模店舗でなければ効果は見込めない様である。カゴに入れた商品を自動でスキャンしてゲートを通ったら会計終了、の様になればまた風向きも変わるのかも知れないが、まだまだ実証実験段階である。特に半額シールを自動認識する様になるのは暫く先であろうし、お世話になっている身としては待つしかないのである。
そう云う方向に突き抜けるのも悪くは無かろう。旧Twitterの公開ポストが、イーロン・マスク氏肝入りのGAI「Grok」の学習に使われる設定に何時の間にかなっていた。Web版であれば使用を許諾しない様に変更出来るが、スマホアプリにはまだ実装されていない様である。同一アカウントで両方を使っている場合にはどうなるのか分からないし、別に学習に使われても気にしないのであるが、Grokに致命的なダメージを与えないかが心配である。何しろ「世界一の下水道」と揶揄されているカオスである。本垢では当たり障りの無い事ばかり呟いて裏垢で毒を吐きまくる、と云う使い方を少なからぬ人がしていると推測している。過激な発言や真偽不明の情報や閲覧数稼ぎのゴミ投稿で溢れ返っているのが平常運転であり、そんなもん学習したら性格が歪むのではなかろうか。ただ、ヨノナカ綺麗事だけでは済まないのも事実であり、多少ひねくれたGAIの方が役立つ場合も有るかも知れないのである。
連日ゴロゴロとうるさいさいたまである。太平洋高気圧のへりに沿って湿った空気が送り込まれ続けている事が原因だそうだが、ここまで続くのは珍しい。雨で涼しくなるのは有難いが、良い事ばかりでは無い。突風で屋根が吹き飛んだ家も有る。拙宅も突如吹き付けた強風で揺れた。古い家だからかも知れないがほっといて欲しい。風も厄介だが、それ以上に剣呑なのが雷である。離れていても変電所に落ちれば停電は避けられない。既に2回ほど発生したが、しょぼい無停電装置で何とか凌いでいる。すぐ復旧しているからまだ助かっているが、ネットが使えなくなると禁断症状で死ぬので戦々恐々としている。直撃を食らって精密機器が全滅するなんて事は無いだろう、とフラグを立てるだけの余裕はまだあるが、そうなったら冷房が止まる方を憂慮すべきである。テクノロジにどれだけ甘やかされて生きているのかを改めて知る思いであり、自分の無力さにゲンナリするのである。