最近の車はアイドリングストップ非搭載のものが多い。燃費が格段に向上した事、ハイブリッド車が普及した事により、短時間エンジンを止める程度の節約は余裕でカバー出来るのが理由らしい。始動までにワンテンポ遅れるのを嫌がる人も多いとの事である。確かにちょっと鬱陶しいが慣れればそれ程でも無いし、それよりも「前方の車が発進しました」と云う警告音声の方がイライラするので何とかして欲しい。ただこの時期、アイドリングストップすると冷房も切れるのが致命的である。走り始めは信号待ちでも耐え難い暑さになる。その関係でオフにしておく事が多くなったのだが、燃費もそんなに変わらないので、今の性能の車に必要だったのかと云う疑問は抱いて然るべきであろう。一度装備してしまった機能を失くすと決断するのは勇気が要るし、現状維持でいいじゃないかと流されるのが人の常ではあるのだが、その手の棚卸しは定期的にやっておくべきものなのである。