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どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3432

2022-05-31 18:51:35 | 時間の無駄
Chromeにまた一つ、人を堕落させる機能が追加された。スマホでは御馴染みのGoogle Lensが、ブラウザでも使える様になった。「これ何て名前だっけか、ここまで出てるんだけどなあ」と云うもどかしさをスッキリ解決してくれるツールには違いないが、依存していると確実にボケる。しかし遠い未来の憂いよりも目の前のイライラ解消の優先順位が高いのもまた人間の性であり、潔く諦めるとしたい。また画像検索だけではなく、指定範囲に文章があったらそれをテキスト変換してくれる機能も備わっている。更にそれをコピペしたり翻訳したり読み上げたりも出来る。四百字をスワヒリ語に翻訳して読み上げてもらおうとしたが、音声の方は準備中だったのが残念である。アラビア語やヒンディー語は出来た(正しいかどうかは分からん)から、今後の対応に期待したい。知識を得る為の障壁が無くなっていくのは間違いなく科学の勝利であるが、ダメ人間を量産する諸刃の剣にもなるのである。

どうでもいい四百字 3431

2022-05-30 17:45:38 | 時間の無駄
誠に惜しいが、仕方あるまい。三菱UFJ銀行は来春を目途に、ATMの手のひら認証を廃止するそうである。静脈を用いた高度な個人確認手段として2004年に導入されたが、その後ICチップカードが普及し、そっちでもそこそこ安全だし維持費も馬鹿にならないしお金おろす人も減ったし、と云う諸事情を勘案すれば、企業としては妥当な判断と思われる。世界に先駆けて実用化した生体認証が使われなくなるのは悲しいし、「ダンナ、いい静脈有りますぜ」と売り込めれば情報銀行を立ち上げる際の大きな差別化要素にもなると思うのだが、恐らくスキャンする装置がバカ高いのだろう。それに全顧客の静脈情報を持っている訳でも無いだろうから、それほど強みにならない様にも思える。どんな優れた技術でも広く使われなければコストダウンは進まない。業界の垣根を超えた技術供与を積極的に行っていれば、手をかざすだけで牛丼の支払いが出来ていたかも知れず、何とも惜しいのである。

どうでもいい四百字 3430

2022-05-29 18:13:47 | 時間の無駄
これからも散発的に出てくるんだろうなあ。欧米を中心にサル痘なる感染症の拡散が見られるそうである。天然痘の仲間だが致死率は然程高くは無く、感染にはかなり濃厚な接触が必要らしいからそんなに心配する必要は無いだろう。名前の通りアフリカの野生の猿から移されるものだと考えられていた為、感染拡大は異例であるとWHOが発表しているが、単にサンプル数が少なかっただけだと思う。それにコロナ禍で感染症に対するスクリーニングがここまで厳密になっていなかったら、表面化しなかった話かも知れない。人の往来が盛んになった現在、何処かの風土病が他所で広まる可能性は高まったと考えて良いだろう。東アジアだと蚊が媒介する日本脳炎とかが有名だが、これも何故かオーストラリアで発症者が見つかっている。人類が社会を営み始めてから、ウィルスとは長いお付き合いが続いている。予防対策等を怠ってはならないが、過度に神経質になる必要も無いのである。

どうでもいい四百字 3429

2022-05-28 18:47:14 | 時間の無駄
考えが昭和なので大笑いである。荻生田経産相が「ご家族でこの夏場、各部屋でエアコンを使わず一つの部屋でテレビを観て頂く」と云う涙ぐましい節電協力の呼び掛けをしている。そこは消費電力が大きいテレビじゃなくてスマホだろ、と云うツッコミの一つも入れたいがそう云う問題では無い。お茶の間に全員集合してテレビを観ると云うのは、娯楽が少なく家電が贅沢品だった時代の産物である。そのライフスタイルを令和に持ち出されては苦笑いするしかない。そう云う懐古趣味はともかく、節電への協力は前向きに検討したい。電気代が高騰している昨今である。使わずに済むなら当方としても有難い。しかし何を節約するかが難しい。デブにとってエアコンは生命線である。ネットとゲームも無いと死ぬ。冷蔵庫も電子レンジも給湯ポットも炊飯器も無いと困る。消去法で「テレビを観ない」に行き着くのであるが、大臣のお願いを無下にするのもどうかと思案するのである。

どうでもいい四百字 3428

2022-05-26 19:33:10 | 時間の無駄
見事な毒饅頭である。滋賀県が交通税導入を検討するらしい。経営悪化に苦しむ公共交通機関を援助する為の負担を県民にお願いするのは、一応筋は通る。しかし通れば良いってもんでもない。これまでも補助金が交付されていた様だが、税金となると話は別である。負担が可視化されれば、電車やバスを利用していない県民の不満が高まるからである。そしてこれを受け入れる事業者側も安泰では無い。「税金を払ってやっているのに、路線を廃止するとは何事か」と云う反発は容易に想像出来る。だったら受益者負担の原則に基づき最短区間でも千円とかの法外な運賃を設定し、全く利用されなくなって華々しく爆死する方がマシかも知れない。鉄路の消失は故郷の衰退と云う現実を突き付けるので拒絶したい心情も分かるし、東京と大阪と名古屋のせいだと八つ当たりしても構わないが、遍く平等にと云う建前を貫くだけの体力がこの国から失われつつあるのもまた事実なのである。