どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2700

2020-05-29 19:24:54 | 時間の無駄
仕事が生き甲斐の人は少数派だろう。仕事をしないと禁断症状を起こす人は結構居そうなので、早めの治療をお勧めしたい。食べる為に働くのが人類の常識であるが、そう遠くない将来、仕事の総量は減っていくと思う。ロボットとコンピュータ(以下ロボコンと略す)の運用費が人件費より安くなる傾向が止まらないからである。世界的に若年層の失業率が高めなのは、年寄りが引退しなくなったからと云う訳でもなさそうなのが、その傍証である。機械化による労働からの解放、と言えば聞こえは良いが、それでオマンマの食い上げになってはたまらない。とは言え「ロボコンには出来ない創造的な仕事」の範囲は狭いし、全員に適性が有るとも限らない。あと二世代も経過したら、無職の成人が珍しくなくなっているかも知れない。福祉政策で生活必需品には困らないとしても、その時何を生き甲斐にすべきなのか。現時点ではロボコンより安上がりなおっさんは憂慮するのである。

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