流石は米国の最新鋭機である。ノースカロライナの基地付近を飛行していたステルス戦闘機F35がトラブルを起こし、一時行方が分からなくなったそうである。パイロットは緊急脱出して無事だったが、その後も自動飛行してどっかに行ってしまったらしい。卓抜したステルス性能によってレーダーでは捕捉出来ず、見掛けたら連絡して欲しいと一般市民に協力を要請する事態に至ったとの事である。その後F35と見られる残骸が発見され、幸いにも人的被害は発生しなかった様である。如何にテクノロジが進歩しても目視確認は大事、と云う教訓になるかどうかは知らないが、何とも物騒な話ではある。そう云う場合に備えて自爆ボタンを用意しておくべきだと思うが、「押してはいけないボタンは付けてはならない」と云う別の教訓を生み出すだけかも知れない。ともあれ、最先端の兵器の性能を遺憾なく発揮出来るのは、こういった間抜けなニュースの中でだけであって欲しいのである。
