やっぱり予防って大事。1月末時点でのインフルエンザ推定患者数は約49万6000人で、昨年の約166万9000人から激減している。新型ウィルス騒動の副作用であろう。これを良い教訓として、手洗いうがいの徹底や人混みでのマスク装着、インフル発症者の適切な隔離が定着する事を望んでいる。海外の記事等で「マスクは感染者が飛散を防ぐ為にするもので、健常者には無意味」と云う意見をたまに見かける。一般的にはそうかも知れないが、ニッポン都市部の通勤ラッシュを一度体験してから、再検討して欲しいと思っている。路線にも依るが、濃厚接触なんてもんじゃ済まない乗車率で一定時間密閉されるのである。何故誰も防護服を着ていないのかが不思議なレベルだろう。予防の観点からすればそんな電車に乗る方がどうかしていると云うのは正論なのだが、風邪薬飲んででもどうかしないとならないと考える人が多いのも事実であり、喉元過ぎれば患者数はぶり返しそうなのである。