どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4194

2024-07-01 20:27:19 | 時間の無駄
選挙は人気投票にならざるを得ない。立候補者の主義主張理念理想に共感してと云う生真面目な方も当然いらっしゃるだろうが、大抵の場合は「こいつにだけは票を入れたくない」候補を除外した残りに一票を投じていると思っている。「何処かで聞いた名前だから」と云う理由で投票している人も一定数存在するであろう事は、候補者名連呼の選挙カーが無くならない事からも推察される。地元の為に汗をかいてくれた、の様な利益誘導でもあれば話は別だろうが、それが通用するのも有権者数が10万人程度までだろう。いずれにしろどんなポヤポヤした理由であっても無投票には勝るのであるが、規模が大きな選挙では候補者の公約もポヤポヤしたものになりがちなので、棄権したくなる気持ちも分かる。萎えそうな気持ちを奮い立たせて投票に臨んで欲しいのであり、動機が「何となく好感が持てるから」で十分なのであるが、民主主義の限界を見ている様でゲンナリするのである。

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