北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が昨日引退した。
11年間の斎藤の戦績はあまり褒められるものではなかった。
しかし全力で戦い抜いたその姿に拍手を送りたい。
ベンチに戻って栗山監督から声をかけられた時に万感の思いからか、目から涙があふれだした。
涙は悲しい時、悔しい時、そしてうれしい時も涙が出る。
斎藤佑樹の涙は「万感の涙」だったのではないか。
「どんなに格好悪くても、前だけを見てきた。ほとんど思い通りにはいかなかったが、後悔はない」
ハンカチ王子はやり切ったのだろう。
次はどんな道を選ぶのか?
一人のファンとしてはぜひ「北海道観光大使」をやってもらいたいものだ。
年を取ると涙脆くなるというのは当たっていると思う。
昔は涙が出そうになるとこらえたが、もうそんな我慢も必要ない。
それといろいろな経験を踏んでくると「共感脳」が発達して来るらしい。
「泣いているわれに驚くわれもいて 恋は静かに終わろうとする」 俵万智
薔薇(ピンクサクリーナ)フランス メイアン作出
日本の桜の美しさに敬意をこめて名付けられた。
桜のように、はらはらと散る。