「スマホ脳」を著したアンデシュ・ハンセンは次のように語る、
人間がテクノロジーに順応するのではなく、テクノロジーが私たちに順応すべきなのだ。
私はこの主張に全面的に賛成だ。
50年前に比べて世の中は便利になったような気がするが、かえって不便になったと思うことのほうが多い。
いまだに納得できないのが、電話の応答だろうか。
電話をしても無機質な機械音に変わり、1とか2の番号を押せと指示される。
今の世界はテクノロジー(科学技術)が人間を支配しているような気がする。
キタキツネ
彼らは縄文時代と同じような暮らしをしているが何か不満を感じているのだろうか?
20万年前に私たちの種が東アフリカに出現して以来、スマホが出現したのはいつからか?
わずか数十年前ではないか。
もちろん50年前にはなかった。
今や我々のような年代でもスマホを扱えないと旧石器人のように思われる。
「ほっといてくれ」と言いたいが、便利な部分もあるから無視するわけにもいかない。
花かんざし
家の外は銀世界だ。しかし確実に春は近付いている。
「グーグル効果」(デジタル性健忘)という言葉がある。
別の場所に保存されているからと、脳が自分で覚えようとしない現象だ。
スマホをながめて何かを覚えた気になってもほとんど覚えていない。
(脳は記憶に残さなくても良いと、近道を選ぶからだ)
本当の意味で何かを深く学ぶためには、集中と熟考の両方が求められる。
ミッキーマウスの木というらしい。(百合が原公園温室)
南アフリカ原産の熱帯花木
黄色い花を咲かせた後、赤いガクに黒い実がつく。
それがミッキーマウスの耳のように見えるところからこの名がついた。