行雲流水の如くに

雑草の無い日本だったが、この文化も消えかけているようだ。

日本には次のような言葉がある。

上農は草を見ずして草をとる、中農は草を見て草をとる、下農は草を見て草をとらず。

ガーデニングが趣味の私はさだめし中農の部類か。

さすがに「草をとらず」にはなれない。

日本の農家はひたすら草取りに精を出していたのだ。

ところがこのところ「耕作放棄地」が目に付くようになった。

さらには田んぼや畑の周辺の草が赤く枯れているのを見かける。

除草剤を撒いているのだろうが、あまり見栄えの良いものではない。

 

ミョウガ採れるようになってきた。

そうめんの季節が終わる頃に採れだすが、少し残念。

 

本来、湿潤・温暖な日本の気候は、ほっておけば草ぼうぼうになる。

ところが江戸時代から明治の初めに日本を訪れたヨーロッパの人たちは、「日本には雑草が無い」と驚いたという。

「草取り」にこだわる日本人の文化は大事にしたいと思う。

 

薔薇(ラブ&ピース)

平和と情熱的な思いをこの花で表現しようとしたのか。

朝晩の寒暖差のせいか、花の色が濃く出るようだ。

 

薔薇(メルヘンツァウバー)

非常に育てやすく花も豪華、ドイツのコルデス社製は当たりはずれが無い。


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