昨日は、かって同じ会社の同僚に会うために札幌の街へ。
少し時間があったので大通公園を散策する。
思いがけなく石川啄木の歌碑に出会う。
しんとして幅広き街の秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにほいよ
淡々として札幌の街の情景を詠っただけだが、
心の淋しさをとうもろこしの匂いでいやされている啄木の姿が浮かんできた。
もう秋も最終、今週末には雪が降るとか。
このところ毎日の仕事が落葉の掃除。
ひと昔前なら落ち葉を集めて焼き芋といったところだが、最近はむやみに焚火も出来ない。
集めた落ち葉はたい肥作りに活用している。3年くらいで良い堆肥になる。
兵庫県からの同僚と会うのは5年ぶりくらいだろうか?
お互いに酒好きと言うことで、北海道の地酒「国稀」(くにまれ)をかなり飲んだ。
この日ばかりは、「花は半開を看 酒は微醺に飲む」 の戒めを破る。
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず
薔薇(カール・プロベルガー)
オーストリアのガーデナーに由来。