うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

わっしょいPart2

2012-01-28 22:18:36 | 講師から
お久しぶりです!!

大学に入学し半年以上が過ぎたが
未だに足の長さは負けた事が無いけれど、
単位取得と部活の練習に追われ
前回のブログ以降2回も坊主にしたが、
今はネイマール(サッカー選手)の様な
モヒカンヘアーを手に入れ
部活が休みの現在
遊びに遊びまくっている
市駅のジャンパーこと
山本です。


今書いた通り
大学入学後、半年以上が経ったけど、
メイキーのみんなが思っている以上に
大学生活は楽しいよ!!

前回も言ったけど、
高校生のメイキーはもちろん
中学生のメイキーも是非
オープンキャンパスなどには
行くべきだと思うよ!!


まぁ、オープンキャンパスに行け!!
など言っても、
今高校三年生と中学三年生は
受験真っ盛りだから
そんな時間無いよね(涙)


そんな受験生のメイキー達に
今日は受験の話では無く
少し違った話をしようと思うから
よろしく!!

メイキーたちだけでなく、学生のよくある疑問の一つに

「この科目って何のために勉強しているの?」
「この勉強って将来役に立つの?」

今回はそんな疑問への解答を教えましょう!!

まず、初めに言います。

「中学、高校で習ったことを将来使うのか」

と、問われれば

『全体の2、3割以外はまったくもって使わないものでしょう』

だったら、その2、3割だけの勉強を教えて欲しいと思うのが
学生の意見だと思います。

僕も現役の学生だから
そう思っていた時期もありました。

けど、やっぱり意味はあるんだな!!

「じゃあ、どんな?」

わかりました!!
中学生の基本の5科目を例に、意味を答えましょう!!


『国語』

これは、いわゆる読解力です。
一生必要なスキルです。

文章だけでなく、普通のコミュニケーションでも同じです。

相手の言葉を聴いて
一番重要なところを、いち早く掴む力を養うんです。

そして、他の科目の文章問題の重要ポイントに目がつくようになったりします。
日本人なんだから、この読解力がすべての勉強の要になるんだよ!!


『数学』

数学もわかりやすいです。
計算能力です。

しかし、反論がありますよね。

「連立方程式や平方根、いつ使うねん!」

理系の人なら、まだ将来使う機会はたくさんあるとは思います。

「だったら文系はいらんやん!」

いえ、そうでもないんです
ちゃんと必要なんだよ。

数学の一番の特徴ってなんでしょう?

それは、スタートとゴールが一つしかないってことです。
提示された式から、一つの答えしかでてこない。

これってすごく珍しいことなんだよ。

数学は、頭を柔らかくするためにあるんです。
ゴールは明確に決まっているから
そこに辿り着くために一番、自分に合った方法を探す学問なんです。

今の学校教育は、公式とかをすぐ教えてしまうので
この感覚はわからないかもしれませんが
一度、公式を使わないやり方も探してみてください

少し楽しくなるかもね!!


『英語』

これも、わかりやすいですよね。

これからの将来には、絶対必要です。

「私は外国に行かないから大丈夫だ」

そういうわけには行かないんです。
今や、いろんなところに英語が氾濫してますよね。

読めなければ置いていかれてしまう時代になってます。

喋るところまでいけたら、一番いいのでしょうが
今の学校教育は、そこを目指した教え方じゃないので難しいですね。

それ以外にも英語で学べることは
考え方の違いですね。

英語の文章を、文法とか何も考えずに頭から順番に
読んでみてください。

とっても言いたいことをはっきり言う言葉遣いなんです。

例えば「I love you」(私はあなたが好き)
これを、頭から読むと

(私、好き、あなたを)
重要なことを真っ先に話してしまうんですよね。

「私が好きだ」って思っている
それが一番重要なことでしょう?

将来、大学生になって論文を書く時になるとよくわかります。
一番始めに結論を持ってくる書き方は、とても内容がすっきりするんです。

世界中の言語を見てみると、英語とほぼ同じ語順の場所が多いです。
むしろ、日本語の並び方は少数派です。

そういう異文化のこともわかったりしますよ。


『理科』

理科は、何が必要かわかりにくいと思います。

けど、ちゃんと意味はあるんですよ。

こちらも、理系だったら使うけど……
といったところでしょうか?

いえ、理科は自分で答えを見つける考え方を身につける学問なんです。

自分で仮定をたてて、自分でその仮定を証明していく
そういう力を養うものなんです。

例えば、目の前にある物質があります。
その物質は、いったい何なのかわかりません。

それをが何なのか、あなたはどうやって判別しますか?

火をつけてみる、水にとかしてみる、食べてみる、匂ってみる、触ってみる、重さをはかってみる
方法は無限にあるんじゃないでしょうか?

その中で、多分これじゃないだろうかっていう自分なりの答えを見つけること。
それを、勉強するのが理科です。

現実で置き換えるなら

目標を立てて、そこに至る方法を考えること

受験までの時間配分、勉強量、使うテキスト、勉強の仕方

ほら、同じでしょ!!


『社会』

これは、必要ですよね。

なんとなくイメージができますか?
大きくわけると、地理、歴史、公民です。

地理と公民は今現在のことを学ぶので
なんとなく必要なことはわかると思います。

でも、歴史は使わないじゃないかって言われると思います。
昔のことを知ったって意味はないって。

歴史だってちゃんと意味はあるんです。
なぜなら、今に繋がって来たものなんですから。

今の世界がどうやってできたのか
その理由を考えるのが、歴史です。

学校では、ただただ順番に歴史をおっかけるだけの勉強かもしれませんが
ちょっと眼をこらすと歴史は面白いですよ。

たとえば、縄文時代から弥生時代の流れ

縄文時代は小さな集団が狩猟や採集をしながら、移住を繰り返し
貧富の差はなく、争いはありませんでした。

そして、弥生時代になると
大規模な集団になり、稲作が主になり、定住し
貧富の差が生まれ、争いがおこりました。

ごろっと世界が変わりましたよね
キーポイントはどこだと思いますか?
それを、見抜くことができますか?

答えは稲作です。

稲作をするには、人手が要りますね、だから集団が大きいものになります。
稲作を主にすると、食糧をおいかけて移動する必要はなくなりますから、定住になります。
稲作はみんなで行うものです、すると、リーダーが必要です、これが貧富の差につながります。
そして、稲作をするには水が必要です、定住する場所は水の多い川の横とかがいいわけです、いい場所を求めて集団同士の争いが生まれるわけです。

こんな風に、今、こうなったこと
それが、いつの何が原因でそうなったのかを考える力を身につけるのが歴史、社会なんですね。



さて、ちょっと堅い話になっちゃいました。
だけど、少しでも、この科目が必要かもしれないと思ってもらえれば僕はとっても幸せです!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする