うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

1年に1回ぐらい真面目な更新を・・・

2012-03-27 15:56:52 | RYO先生より
どうもどうも火曜日です。


本日のブログは、永久保存版になるであろう更新です(笑)


基本的に火曜日は、勉強を頑張るメイキーの休息ブログになれば良いと思っていたのですが


今日だけは、ちょっぴり真面目バージョンです(汗)


その内容とは、もちろんウレパツなんですが


最後の教室長の挨拶で、伝えきれなかった言葉を卒業生に送ります。







塾長スミスより手渡された卒業証書の最後に11の文字が書かれています。「努力と成果を表彰します。」と書かれています。
 
君たちが1年間にしてきたことはどこに書いてんの?って思うかもしれんけど、君たちの貴重な経験は、この11文字の文字と文字の間にあります。その行間の中に思い出がいっぱい詰まっているはずです。
 
大人になって荷物の整理しているときに、もし、この卒業証書がふっと出てきた時に、もう一度読み直してみて下さい。
 
たぶん今日とは違ったことが書いてあると思います。いや、そう読めると思います。今はまだ気づかなくても、あとから気がつく事っていうのがあるからね。

また、君たちが1年間の頑張ったっていう実感が今、大きな自信になっているはずです。そのつちかった自信っていうのは君たちの宝物やからね。しっかり大事に持っておいてください。

また、これからは自分のことを自分で判断しないといけない場面が増えてくると思います。 
どういう事かって言うと、少し先のことを考えなくてはならなくなります。
でも、まだ人生・将来はおぼろげで、自分は何者なのか、どこへ向かって歩こうとしているのかは分からへんと思います。でも毎日の連続、積み重ねが、やがて長い年月になるし、いつか本当にしたいこと、また仕事を見つけるときが来きます。でも突然にそれが見つかるわけではありません。自分を大切にしていく中で夢は見つかっていくものです。
 
一日一日を精一杯生きる心が、自分を大切にすることやねんで。自分を大切にすること、その意気込みがあることが、自分の夢を見つけるきっかけになるからね。
 
「その日のために」どうするのかは、大切なことです。自分に夢があるように周りの人にも同じ夢があります。
ぜひ、人の夢もかなえてあげられるような人になって下さい。君たちは、それがきっとできるはずと信じています。
「その日のために」すばらしい高校生活を送って下さい。

そして、君たちがここまで成長することができたのは、みなさんの努力の賜物であることは言うまでもありませんが、時には優しく、時には厳しく教えてくれた担当の先生、またご家族をはじめ周囲の方々の温かい愛情のおかげであることをいつまでも忘れないで下さい。
 
また、これから君たちが高校へ進み、大学や社会に進んでいく途中では、楽しいことばかりではないと思います。時には立ち止まったり、寄り道や、回り道をすることがあるかも知れません。でも、それも長い人生の中では、一つの選択だと思います。そんなときでも、なぜ自分はここにいるのかなと言う、自分に対する問いかけだけは、忘れないでほしいと思います。
 
高校では一まわりも二まわりも大きく広い地域の友達ができます。多くの人との交わりの中で、時には人と自分を比べたりすることもあると思います。
むしろそのことの連続かもしれません。でも、君たちと同じ人間はただ一人として居てないから。君たち一人ひとりが、かけがえのない存在やからな。
 
だからこれからは、人に勝つことよりも、自分に負けない人間を目指して下さい。そして、自分のためにだけでなく、人のために、汗と涙を流せる人になってほしいと思います。そうすればきっと、本当の優しさと、人を愛することのすばらしさを確信できると思います。
 
へこたれそうになったら、この芽育学院での思い出を心の引き出しから取り出して下さい。必ず、勇気と自信がわいてくると思います。
今日で君たちはこの芽育学院を卒業しますが、今日っていうのは、明日からの出発点でもあります。みなさんの明るい素晴らしい未来に心から応援しています。

今から進む高校時代は、一生のうちで、一番難しい時期です。体が急に成長し、心も「ひとり立ち」をしようとして、激しく揺れ動き、不安になったり、八つ当たりしたくなったりする時期です。実りの多い高校生活を期待して、一つお願いしたいと思います。
 
それは甘えを捨てて、「ひとり立ちできる心」をしっかり鍛えてほしいということです。
高校時代は、心や体を厳しく鍛える大事なときです。そんな時、苦しいからといって、逃げ出したり、人のせいにして恨んだり、いらいらを人にぶつけたりするようでは、「ひとりだちの心」は育ちません。
「ひとりだちの心」は自分を鍛える努力の中で育つものです。
 
君たちが芽育で培ったその強い心で、困難に立ち向かい苦しみを乗り越えた本当の喜びを心と体でしっかりとつかんでほしいと思います。

 
この卒業を新しい出発点として、心豊かでたくましい人間となることを強く希望しています。 
頑張ってください。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする