日本語 ボランティア【めいめい】@ 東京都 足立区

にほんご ボランティア【めいめい 】@ とうきょうと あだちく

寒の効果 かんのこうか

2025-01-20 | ダイアリー

1月20日、大寒は、冬至から約30日後、一年で最も寒さが厳しくなる季節です。大寒の期間は、次の節気の立春前日、つまり節分までの2週間です。

1がつはつか、だいかんは、とうじから やく30にちご、いちねんで もっともさむさがきびしくなるきせつです。だいかんのきかんは、つぎのせっきのりっしゅんぜんじつ、つまりせつぶんまでの2しゅうかんです。

日本では、寒さを利用して、おいしいものを作る文化があります。日本酒、しょうゆ、味噌などの発酵食品は、寒仕込み、寒仕立てなどといい、寒さのきびしい時期に仕込むことで、雑菌が繁殖しにくく、ゆっくりと発酵が進み、うまみが増すということです。

にほんでは、さむさをりようして、おいしいものをつくる ぶんかがあります。にほんしゅ、しょうゆ、みそなどの はっこうしょくひんは、かんじこみ、かんじたて などといい、さむさのきびしいじきに しこむことで、ざっきんが はんしょくしにくく、ゆっくりと はっこうがすすみ、うまみがますと いうことです。

また、寒締めといって、冬に温室で育てた野菜や果物を、収穫前に寒さにさらすと、細胞中の糖分やビタミンが増えて、甘みのある野菜に仕上がります。

また、かんじめといって、ふゆにおんしつでそだてた やさいやくだものを、しゅうかくまえに さむさにさらすと、さいぼうちゅうのとうぶんや ビタミンがふえて あまみのあるやさいにしあがります。

唐突ですが、質問です。

とうとつですが、しつもんです。

心太。これはなんとよみますか。

こたえは、ところてんです。

ところてんは、海藻類から作られます。中国から製法が伝わり、すでに奈良時代には我が国で食べられていたそうです。

ところてんは、かいそうるいから つくられます。ちゅうごくから せいほうがつたわり、すでに ならじだいには わがくにで たべられていたそうです。

江戸時代の初め、京都の旅館のあるじ、美濃谷太郎左衛門が、料理であまったところてんを、外に置き忘れました。季節は真冬。凍結して干からびてしまったものを、試しに煮溶かし、冷やしたところ、海藻の臭みが抜けた透明の塊ができました。これが、隠元禅師に気に入られ、「冬の空」を意味する漢語の寒天に、寒晒心太の意味を込めて、寒天と命名されたといいます。これも寒ざらし。寒の効果です。

えどじだいのはじめ、きょうとのりょかんのあるじ、みのやたろうざえもんが、りょうりであまったところてんを、そとにおきわすれました。きせつはまふゆ。とうけつして ひからびてしまったものを、ためしににとかし、ひやしたところ、かいそうのくさみがぬけた とうめいのかたまりが できました。これが いんげんぜんしに きにいられ、「ふゆのそら」をいみする かんごの かんてんに、かんざらしところてん のいみをこめて、かんてんと めいめいされたといいます。これも かんざらし。かんのこうかです。

舎人公園の紅梅は、蕾の色を濃くしていました。立春には満開を迎えるでしょう。

とねりこうえんのこうばいは、つぼみのいろを こくしていました。りっしゅんには、まんかいをむかえることでしょう。

さて、来週の月曜日は、今年最初の日本語教室です。今年も、書初めを行います。今年もたくさんの学習者さんとお会いできることを楽しみにしています。

さて、らいしゅうのげつようびは、ことしさいしょのにほんごきょうしつです。ことしも、かきぞめをおこないます。ことしも たくさんのがくしゅうしゃさんと おあいできることを たのしみにしています。

次回の学習日 1月27日午後2時から

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2025年スマホ不要か!?(2025ねんスマホふようか!?)

2025-01-12 | ダイアリー

日々の生活をサポートしてより便利で効率的にしてくれる未来の製品として2025年ヒット予測第1位は「肩掛けプライベートAI」だそうです。今まで眼鏡型、イヤホン型、クリップ型などのタイプのウエアラブルAIデバイスがありましたが「肩掛け型」が本命になりそうです。(ひびのせいかつをサポートして よりべんりでこうりつてきにしてくれるみらいのせいひんとして2025ねんヒットよそくだい1いは「かたかけプライベートAI」だそうです。いままでめがねがた、イヤホンがた、クリップがたなどのタイプのウエアラブルAIデバイスがありましたが「かたかけがた」が ほんめいになりそうです。)

さて、本年1月13日は成人の日ですが「遺言の意味を考える日」でもあります。2019年1月13日相続法が改正、遺言書の方式が緩和され、一般の人にとって遺言手続きが身近になりました。その法改正の施行日「遺(1)言の意味(13)」という語呂合わせからきています。さて、ほんねん1がつ13にちはせいじんのひですが「いごんのいみをかんがえるひ」でもあります。2019ねん1がつ13いち そうぞくほうがかいせい、いごんしょのほうしきがかんわされ、いっぱんのひとにとって いごんてつづきがみじかになりました。そのほうかいせいのしこうび「い(1)ごんのいみ(13)」というごろあわせからきています。)

 

「遺言」読み方の「いごん」「ゆいごん」の使い分けは・・・「いごん」は法律的読み方、「ゆいごん」は一般的な読み方です。(「遺言」よみかたの「いごん」「ゆいごん」のつかいわけは・・・「いごん」はほうりつてきよみかた、「ゆいごん」は いっぱんてきなよみかたです。)

1月から3月にかけて旬を迎える金柑が我が家の庭に実りました。小鳥たちに食べられる前に今年こそ甘露煮にして食べようっと( ´艸`)(1がつから3がつにかけて しゅんをむかえるきんかんが わがやのにわにみのりました。ことりたちにたべられるまえにことしこそ かんろににしてたべようっと( ´艸`))

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巳年(みどし)

2025-01-07 | ダイアリー
みなさん、お正月はどのようにお過ごしですか。
 
みなさん、おしょうがつは どのようにおすごしですか?
 
今年は巳年です。へび年とも言います。巳は十二支の6番目、へびのことを意味します。へびは脱皮を繰り返して大きくなる生き物で「復活・再生・進化」の象徴など縁起のよい動物とも言われています。また、餌を食べなくても長く生きることから「神の使い」として、全国各地に蛇を祀っている神社があります。
 
ことしは みどし です。へびどしともいいます。みは じゅうにしの6ばんめ、へびのことをいみします。へびは だっぴをくりかえして おおきくなるいきもので、「ふっかつ・さいせい・しんか」のしょうちょうなど えんぎのよいどうぶつともいわれています。また、えさをたべなくても ながくいきることから「かみのつかい」として、ぜんこくかくちに へびをまつっているじんじゃがあります。
 
 
 
成長と変化の巳年、次のことを意識して、より充実した一年を過ごしたいと思います。(せいちょうとへんかの みどし、つぎのことをいしきして、よりじゅうじつした一ねんをすごしたいとおもいます。)
 
新しい自分に生まれ変わる(あたらしいじぶんに うまれかわる)
自分を大きく成長させる(じぶんを おおきくせいちょうさせる)
前向きに変化を受け入れる(まえむきに へんかをうけいれる)
 
みなさんは、新年の目標や抱負を立てましたか?(みなさんは、しんねんのもくひょうやほうふを たてましたか?)
 
長~く 幸せが続く一年で ありますように」お祈りしています。(「なが~く しあわせがつづく 一ねんでありますように」おいのりしています。)
 
次回のめいめい教室は
1月27日午後2時から
 

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2025年おめでとうございます(2025ねんおめでとうございます)

2025-01-03 | ダイアリー

2025年、めいめい教室は18年目になります。皆様に愛される楽しい教室としてスタッフ一同活動してまいります。(2025ねん、めいめいきょうしつは18ねんめになります。みなさまにあいされるたのしいきょうしつとしてスタッフいちどうかつどうしてまいります。)

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2024年振り返り

2024-12-30 | ダイアリー

2024年も押し迫ってまいりました。簡単に1年を振り返ってみたいと思います。

2024ねんもおしせまってまいりました。かんたんに1ねんを ふりかえってみたいと おもいます。

まず、1月1日午後4時10分、石川県能登半島で、震度7の大地震がありました。東京でもかすかに揺れを感じました。家族や親せきと集まったお茶の間で、まるで非現実のような地震の中継を目の当たりにして、言葉も失っていました。現地ではまだまだ、復旧復興の途中です。

まず、1がつついたち ごご4じ10ぷん、いしかわけんのとはんとうで、しんど7のだいじしんが ありました。とうきょうでも かすかに ゆれをかんじました。 かぞくや しんせきと あつまったおちゃのまで、 まるでひげんじつのような じしんのちゅうけいを まのあたりにして、ことばもうしなっていました。げんちでは まだまだ、ふっきゅうふっこうのとちゅうです。

地震や、豪雨被害、真夏の猛暑、台風など、自然の力に翻弄された一年でした。

じしんや、ごううひがい、まなつのもうしょ、たいふうなど、しぜんのちからに ほんろうされたいちねんでした。

めいめいの教室では、外国人のかた向けに、再三、災害時の心得について、講習をしています。アプリの利用や登録、ご近所との日頃からのおつきあいなど、知っておくとよい情報を提供しています。

めいめいのきょうしつでは、がいこくじんのかたむけに、さいさん、さいがいじのこころえについて、こうしゅうを しています。アプリのりようやとうろく、ごきんじょとの ひごろからのおつきあいなど、しっておくとよい じょうほうを ていきょうしています。

5月には、民法が改正され、「共同親権」が導入されました。離婚後は、父母どちらか一方の「単独親権」に限定されていましたが、77年ぶりに、父母の協議で、共同親権か、単独親権か、選択できるようになりました。協議で決まらない場合は、家庭裁判所が、子の利益を考慮して親権者を決めることになります。

5がつには、みんぽうがかいせいされ、「きょうどうしんけん」がどうにゅうされました。りこんごは、ふぼどちらかいっぽうの「たんどくしんけん」にげんていされていましたが、77ねんぶりに、ふぼのきょうぎで、きょうどうしんけんか、たんどくしんけんか、せんたくできるようになりました。きょうぎできまらないばあいは、かていさいばんしょが、このりえきをこうりょして、しんけんしゃをきめることになります。

7月のパリ五輪では、メダルの総数は、海外開催の五輪で過去最多となりました。

7がつのパリごりんでは、メダルのそうすうは、かいがいかいさいの ごりんで かこさいたとなりました。

10月には、日本原水爆被爆者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました。核兵器廃絶を求めて、70年近くにわたり、国内外で被爆体験を積極的に発信したことが評価されました。

10がつには、にほんげんすいばくひばくしゃだんたいきょうぎかい(にほんひだんきょう)が ノーベルへいわしょうを じゅしょうしました。かくへいきはいぜつをもとめて、70ねんちかくにわたり、こくないがいで ひばくたいけんを せっきょくてきに はっしんしたことが ひょうかされました。

めいめいの一年としては、年間を通じて、学習者さんが継続的に訪れてくださいました。月曜日の学習とは別に、土曜日に、交流会も行いました。お茶会や、盆踊りなどのイベントを楽しみにしてくださったかたもいらっしゃいました。手芸のじょうずな学習者さんの作品を、みんなでフリマで売ったこともなつかしい思い出です。

めいめいのいちねんとしては、ねんかんをつうじて、がくしゅうしゃさんが けいぞくてきに おとずれてくださいました。げつようびのがくしゅうとはべつに、どようびに、こうりゅうかいも おこないました。おちゃかいや、ぼんおどりなどの イベントをたのしみにしてくださったかたもいらっしゃいました。しゅげいのじょうずながくしゅうしゃさんのさくひんを、みんなでフリマでうったことも なつかしいおもいでです。

めいめいのスタッフも増えました。新しいスタッフも、キャリアを積んだスタッフも、経験を共有して、これからに備えたいと思っています。

めいめいのスタッフもふえました。あたらしいスタッフも、キャリアをつんだスタッフも、けいけんをきょうゆうして、これからにそなえたいとおもっています。

来年もまた、舎人センターの教室で、みなさんとお目にかかるのを楽しみにしています。

らいねんもまた、とねりセンターのきょうしつで、みなさんとおめにかかるのをたのしみにしています。

よいおとしを おむかえください。

1月27日は、お習字をします。新年の抱負を毛筆でしたためます。

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