つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

京都旅行その3

2007-10-22 00:57:37 | おでかけ


今日は京都三大祭りの時代祭りです。
そして本日は俵屋旅館に宿泊。

祭りの行列一行はは京都御所を出発して長い時間かけて平安神宮まで練り歩くので、おおよその時間とルートの地図をもって観光客は四条あたりで時間をもてあましています。

私達も錦市場で京野菜を見たり、有次で台所用品をながめたり、
友人にすすめられた甘味処で大きな抹茶パフェを食べてみたり。

行列は四条大橋で、眺めました。
幕末~平安時代まで、その時代の装束をまとった人たちが順番にやってきます。
有名どころは名札を持った人が前を歩いて、名を知らせてくれるのですが。
ふぅーーん、、、という感じの西郷さんだったり坂本龍馬だったり、、、笑
呼べば手も振ってくれました 笑。
三脚で待ち構えるカメラのおじさんが言うには、綺麗どころは、祇園の芸子さんがやっているらしく、そういわれると綺麗で、ありがたいですねぇ。写真は巴御前です

今年から、今までなかった室町の足利が加わって規模が大きくなっているそうです。
何でも逆賊だから、今まで加えられていなかったとか?!
行列も後半のあたりで見ると、重そうな甲冑を纏ったかなりのおじいさんが、もう顎がでてたり。
子供は足がいたそうでずーりずり歩いてたり、みなさん結構お疲れです。笑。。。

一行が通り過ぎるのに、30分以上はかかる見る方も大変なお祭りでしたが面白かったです。
特に室町時代の衣装がなかなか奇抜で面白かったです。

さてさて、夕方俵屋旅館にチェックイン。
この旅館は京都で江戸時代からある歴史のある旅館で、柊屋、炭屋とならんで三大旅館といわれる旅館。
しばらくできなくなるから妊娠中に大人ならではの旅行をしよう!と主人と出かけたのが最初で
最初で最後にするつもりが、すっかりその魅力にとりつかれてしまいました。
人をおもてなしするってこういうことか、と感激しながら、東京に帰ると、後を追うように匂い袋のはいった美しい封書で、丁寧なお便りが届いていたり。
また泊まりたい!とおもって2年。

勇気を出して2才児連れていって参りました!!
国宝に近いような、掛け軸やら、なにやら、、、心配していたけれど、
音の響きにくい新館に案内され、娘もとても良い子にしていてくれて、部屋付きの仲居さんにもなついて可愛がって頂きました。

さぁ、極楽の一晩のはじまりです。
最初のおもてなしはわらび餅とお茶。もちろん美味ですよ~さっと出す緑茶も極上!
おしぼりも旅館で作っている、オリジナルのせっけんの良い香りがほんのりします。
テレビや家電が似合わないので、すべて表にはでていませんが居心地がよいのでテレビをつけようという気分になりません。

はやいお風呂にはいって、
部屋の入り口にそっと置いてあった、子供浴衣をきせて、子供は慣れないそで口にどまどっています。 写真のうしろの掛け軸は江戸の狩野さんの絵画でございます。
本物でございますので、一応とっていただけるようにお願いしたら、気にしないで過ごしてくださいと!!!
万が一があったらどうなるんでしょ?!?!

晩御飯は、お品書きを見てにんまり。
秋ですからね。 名残りの鱧に、松茸に、かぶらに、、、言う事なし。   

夕食後屋上から秋の月を眺められるというので、いってみると小さな祠と秋のお供物と、可愛らしい席が設けてあって、ちょっと座ると盃がでてまいりました。
一杯いただいてお部屋でまったり。

就寝前に、持ってきてくれる小さな落雁と、お茶で〆
お腹も気分もいっぱいです。
とーっても寝心地の良いお布団で、3人で思い思いの大の字でねむりました。
明日の朝食の事を考えながら。。。