つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

できること

2011-03-16 01:17:59 | 日記
こどもたちは幼稚園も休園でこのまま春休みに突入してしまいそうです。
5歳のお姉ちゃんは、初めて貰ったお年玉を寄付金にと言ってますが、
頭で分かっていても、楽しいテレビも少ないし
外でいつものように遊んだりしていないのでつまらなそうにぼんやりしています。

街には牛乳や卵等は見当たらず、一週間くらい経たないと生活がどんな感じか分からないので
子供のおやつもなんでも節約気味です。
電気もつけず部屋でちょっと息が詰まりそうだったので
3時のおやつには、消していた電気をつけて、可愛いお砂糖を添えてミルクティーを入れました。
バレンタインデーのお返しにと近所の男の子からもらったキャンディーあけて、
それだけでとても喜んだので、ホッとした時間。

絵本でも読もうか?と2人を両脇に座らせて何冊か読んだら
かこさとしの「だるまちゃんとうさぎちゃん」はそうとう面白かったらしく
ケラケラ笑って聞いていた。
何だか自分も久しぶりに笑ったような気がする。
こどもの気持ちが不安定な時、うちでは絵本をたくさん読むと落ち着くような気がする。
明日も読もう。

考えてみた、今出来る事。

寄付金。

節電。

冷蔵庫をよく見て(食料は流通が上手くいかないだけで日本に食料がないわけではない)
無駄に買い物はしない。

こどもに笑顔を。たくさん触れて本を読んだり喋りする事。
(息子はおしゃべりがまだ上手で無いのですが、緊急速報がなるとコワいと言うし、夜はしがみついてねむります)

冷静に正しいカンを働かせる事。
  情報がつかめたら、テレビはあまりいい影響が無いので消す。
  (地震当日の夜、眠れなくてテレビで映る惨状を長時間見つめてしまいました。
   今はおさまりましたが、船酔いのようにいつまでも揺れている感じがして、良くない影響は体にもありそうです。)
  チェーンメールは自分で正しく判断。
  馬鹿げた買い物はしない。トイレットペーパーが無くても最後はインド式で手桶と水がある。
  わかめ、とろろ?マスクを買い占め?そうしなくてはマズい事態になれば、食べられるものもない。



実は私もしばらく自分には何が出来る?と無力感に苛まれ、落ち込んでいたけれど
今出来る事はまずはこんなこと。
残念ながら明日、すぐに被災地に何かができるわけでもない。
この思いや、行動を一ヶ月先、一年先も忘れず、
それぞれが自分の出番だと思うところで行動するという事が大事かなと思った。


あちこちで不眠不休で頑張っている方がいて、
原発では命をかけて作業している方がいる。
彼らの踏ん張りがきくうちに、
みんなの願いが叶いますように。