世代交代

2010-02-27 23:31:26 | Weblog
今日まひろの祖父が亡くなりました。
りくまるの曾祖父です。
御歳97。
大往生でした。

よく驚かれましたが、まひろの祖父母は全員生きていたんですよ。
りくまるにとっては、曾祖父母が4人いたんです。
この祖父は、一昨年の秋頃から「そろそろ危ない?」と囁かれながら、
今日まで生き延びておりました。
最後は老衰。
脈拍が下がって、酸素マスクを外して、、。
人の死を目の前にしたのは初めてです。
「死んじゃったよ」とりくまるに告げると、「かわいそうだね」と言っていました。
でも親戚17人に見守られて亡くなった祖父。
幸せだなぁと思いました。

祖父は子どもが5人。
孫が5人。
曾孫が3人。
ちゃんと命(DNA?)を繋いだんだなぁと思いました。

ほるぷこども図書館で、
『おじいちゃんがおばけになったわけ』
『夏のわすれもの』
という絵本があります。
どちらもりくまるは途中で飽きましたが、
まひろは最後まで読んで、
あぁ、世代交代ってこういうことなんだなぁ、って思ったんです。
まひろもおばちゃんになって、おばあちゃんになって、
そこには子どもがいて、孫がいて、
次の世代に命を繋いでいつか死ぬ。
それが自分の役割なんだなぁ、って。
なので、なんだか明るい気持ちで祖父を見送れました。

おじいちゃん、97年間お疲れ様。
おじいちゃんの命は、りくまる達が引き継いだからね。
どうもありがとう。