前回に続いて、アニマルコミュニケーターは動物と話せてなんかない!
と完全に疑ってる方のブログ記事からシェア。
こちらはどちらかというと、
アニマルコミュニケーターと依頼者のコミュニケーションがうまくいかなかった例かなと思うのだけど。
看取り間近のペットの気持ちを知りたくて依頼した飼い主さん。
初回から、アニマルコミュニケーターの意見を混ぜて伝えられたらしく、
私も若干、「うーん」とは思いましたが。
アニマルコミュニケーターは通訳に過ぎないので、
提案はともかく、意見は、求められない限りはいらないと私は思っているんだよね。
で、その後少し状態が悪くなったので、
飼い主さんはアニマルコミュニケーターに再度連絡を入れたようなんです。
今この子はどう思ってますか?と。
その時に返ってきた返事が、完全にアニマルコミュニケーターの意見でしかなかった、と憤慨しておられて。
我が子の気持ちを知りたかったのに、あなたの意見なんていらないわよ!と。
気持ちは分かるよね。
でもでも!
記事を読む限りでは、
追加の質問をするのに、追加料金を支払ってはいないようなんです。
そのアニマルコミュニケーターが、
「追加の質問は新たな依頼のため、無料ではお受けできません」と伝えれば良かったのにな、と残念に思いました。
依頼の前に、アニマルコミュニケーションの仕組みを知っておいてほしいなぁ、と思うのです。
簡単に説明すると、
動物と話せる部屋に行きます。
そこに動物を呼び出します。
そこで会話をした後、
お互いにサヨウナラと部屋から出ていくんです。
なので、
部屋にいる間は追加の会話はいくらでもできるんですが、
一度部屋から出てしまうと、
一からやり直しになります。
部屋から出た後に、「やっぱりこれも訊いて!」と言われると、
それはまた新たな依頼になるのだよね。
施術が気に入らないなら無料で直します、の美容院ではなくて、
施術が終わったら終了、のマッサージ店なんです。
マッサージ中なら時間内の要望は自由だけど、
店を出た後に、やっぱり足もやってほしい、ってできないじゃないですか。
新たな予約になるでしょう?
それと同じなんです。
見習いの私は、追加でも練習と思って受けてますが、
若干面倒なのは否めない。
だって、その部屋に行くのに、
時間も集中力も使うんだもの
まだ見習いだからね!
なので、
アニマルコミュニケーションを依頼するなら、伝えたいこと、訊きたいことは全部出し切っておくこと。
それでも追加で知りたいことが出てきたら、都度代金がかかること。
を踏まえて依頼してほしいなー、と思います。
せっかく伝える術が存在するのに、
疑って近付かないなんてもったいないよ?