All Japan

北京での日々は??

「春雨貴如油」と「穀雨」

2012-04-26 08:08:58 | Weblog
日本にいる時は、春のしとしとと降り注ぐ長雨、そして梅雨、さらには秋の氷雨、長雨、小雨降る風景、、、とか、雨を何となくうんざり感、うっとうしい、そして悲しいものに感じていたようです。
でも、見方を変えると、この春の雨は大地を潤し、萌芽を約束し、風景を一変させる大きな力を持っています。ひと時の雨で、自然は変化に富んだ色彩に打って変わり、人々の目をも感動させるものです。

ここ北京にいるとそれを強く感じます。
雨ほどありがたいものはないという、感動ものです。
乾いた大地を激しい雨が潤し、そして田畑に潤いを与え、秋の豊穣を期待させる雨。

まさに「春雨貴如油」、そして日本語にも「穀雨」。

穀雨と春雨貴如油

2012-04-26 07:53:22 | Weblog
東京は今日は雨とか。ここ北京は一昨日の終日の雨の後、昨日に引き続き晴天です。

さて、先日は、「春雨貴如油」でしたが、そういえば日本の季語にも「穀雨」というのがありますね。

以下引用:
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。

穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。

穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜がある。

大きくは、同じモンスーン気候帯のアジアなんですね。