1/23 博幸という夏子の恋人 第17話 博が私を取り戻すために
私が何回電話しても迷っているので博はある日曜日うちに来たのだ。
その日は父も兄もいた。
玄関に出たのは兄だった。
兄は博幸を即座に認識して
何しに来たのですかと言った。
その気配に父も母も出て行った。
姉はその日はいなかった。
私も部屋に閉じこもっていた。
博幸は玄関先で私ともうもう一度つきあいたい故を
謝罪とともに話した。
兄が彼を自分の事務室に通して、父とともに彼と向かいあった。
父も兄も私にできない質問を容赦なくした。
博は私には言ったことがなかったけど
浩司は腕力的に彼よりはすかに強くて彼に言うなりになった。
博が夏子に恋し、一緒に住むようになって浩司も一緒に暮らすと言い出した。
博は嫌だと言えなかったと言った。
父が言った。
そんな中で浩司は娘に乱暴しなかったのですか?
そんなことはありません。
しかし、病院に行ったときも彼は夏子を見るや襲いかかってきた。
兄はものすごい剣幕で言った。
博がついてだいぶ経ってから母が博幸さんが来ていると
私に言った。 今、お父さんや兄さんと話しているわ。
私は博が私との関係を復活させるために来たのだと感じた。
でもその日、私は博に会わせてもらえなかった。
博は次の日曜日、父の法律事務所に来るように言われたらしい。
今度は兄と父が彼を呼んだのだ。
でも私には何も言わなかった。
父と兄が何を聞き、博が何を話したのか私は知らない。
博は私との交際を求めて根気よく、2人の法律家に対応した。
私は時々博から電話をもらったけど
博に父や兄に話しをつけているから程度の連絡がった。
季節がめぐる。
浩司が刑務所で亡くなった話は28年の刑務所生活の2年目に起こった。
私はなんで彼が死んだのか知らない。
母が持病があったらしいわと言ったので
そうなんだと思い、浩司がもうこの世に存在しないことを
ただ、よかったと思うのだった。
浩司は夜私に電話してきて、彼も浩司の死を聞いたと言った。
悲しそうに聞こえた。
私は彼と電話でしゃべっていることは家人のは内緒だったから
声を潜めて博、大丈夫?と聞いた。
博はそりゃ悲しいよと言った。
でもこれで僕は夏子と安全に暮らせる。
お父さんと兄さんの許可がでたら結婚しようと言った。
結婚?!!
私はすごく幸せな気持ちに満たされた。
冬はいつか終わり、春は必ず来るのだ。
浩司が存在しなくなって半年くらい経った。
季節は夏が終わりつつあった。
土曜日の夕方、私は階下に呼ばれた。
客間に行くと、父と兄と博がいた。
私は驚いて入口のドアで固まり挨拶もできないでいた。
ここに来て座りなさいと言われた。
私は父と兄の間に座った。
それから母が来た。
父は夏子の博幸君との結婚を許しますと言った。
1/23 博幸という夏子の恋人 第 18 話 結婚すれば
式が終わり私は博と新婚旅行に出発した。
父の希望で披露宴は豪華だった。
私は末っ子だったけど、我が家で最初の挙式だった。
新婚旅行は旅ではなくて、豪華なホテルの数日の宿泊だった。
それは博の両親のプレゼントだった。
2人はホテルで誰からも監視されない生活をスタートした。
ホテルでの新婚旅行を終え、私たちは都内のマンションに帰った。
そこは広いマンションで3寝室と12畳の居間の他に
キッチン、ダイニングルーム、浴室、2つのトイレがあった。
ベランダは中庭に面していた。
家具はまだ全部着いてなかった。
でも私たちの寝室はできていた。
ひとつはWベッド、もうひとつはセミWのツインルームだった。
浴室は寝室から入ることができて、
浴室にはトイレもあった。
私たちは昼ごろ家についた。
すごく幸せだった。
家の中を2人で片づけながら、披露宴の話をした。
博の仕事関係の幾人かも来たけど
父の仕事関係はすごかった。
たくさんの知名度の高い招待者があった。
夕方、2人はクタクタだった。
夕飯は僕が作るよと博が言った。
私はテレビの前でテレビを見ていたはずなんだけど
いつの間にか眠っていた。
博は私を着替えさせベッドに入れた。
私は体の揺れで目がさめた。
博が私を抱いていたのだ。
博は飽きもせず、私を求めていた。
私が目を覚ますと、博はうれしそうに目が覚めた?
お越しちゃったねと言いながら
夏ちゃんを取り戻せてすごく幸せだよ。
夏ちゃんみたい子はいないからね
と言った。
私が頂点に達しそうになったとき、
博はスルっと私からでた。
私が泣き声を出した。
まだー、なんで?と言ったとき、
ひどい痛みが走った。
博が私をひざに置き、ムチしたのだ。
イヤー、嫌と私が叫んだ。
博のクックの笑い声が聞こえた。
このマンションは最高の防音なんだ。
好きなだけ悲鳴あげていいよ
と言いながらさらにムチをふるった。
博は私の涙の顔を覗きこみながら
乳房に手をかけた。
もう浩司もいないし、夏子は僕だけのもの
博の唇が私の顔をはい、それから下に下にとくだって行った。
そして私の下の唇に吸い付くと思い切り吸った。
私はあえいで体を震わせた。
博、ひろと博を求めてしまった。
博の舌が私の中に入ってきて
私は尻をはげしく振ってしまった。
いいよ、もっと激しく振って
と博の声が耳元でしたような気がした。
でも博はそう言いながら
再び私にムチした。
私の悲鳴を聞きながら、博はクックと笑った。
夏っちゃんは僕のもの、夏っちゃんは僕だけのもの
と博は鼻歌で私を刺激した。
そして私は再び快感に頂点に達しそうになった。
でもまたムチ。
泣き泣き、止めて、お願い止めてと私は嘆願した。
駄目、ダメ、ダメっと博が返してくる。
こんな女の子はいない、いないと博は歌っている。
それから、
夏子は僕の妻だから、もう誰も介入できない、できないんだよと続けた。
それから博は私にもうスピードで、でも短く出入りを繰り返した。
そしてさあ、もう感じてもいいよと言うと奥まで突入した。
私は「あ」に点みたな悲鳴を上げ、
強く強く感じてしまった。
博は私の動きの止まるころ、膣の奥深くに射精を完了した。
そして2人ともカーテンのしてない窓の外が明るくなるころまで
眠った。
目が覚めて私は博が私の上で眠っているのを見つけた。
私が動いたので博も目を覚ました。
博は私を見て、ニッコリした。
そして夏ちゃん、僕の夏ちゃん、
これからたくさん、沢山ムチしてやるからね、
僕の夏子
と言うのだった。
end fin
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