1/23 博幸という夏子の恋人 第9 話 浩司のせっかん
博は素っ裸の私にコートを着せると家に戻った。
家につくとさらに叱責され、細いしなやかなムチで打たれた。
どういうわけか浩司がいた。
黙って博が私をせっかんされるのを見ていた。
それから浩司は黙って私の体を抱え込むと私を上向きにして
その細いムチをふるった。
私の両ももと腹の上にムチの痕が残っていた。
浩司はこうやるんだと手本を見せたのだ。
私は痛みの他なにも記憶にない。
浩司のムチ跡はいつまでも痛み、濃い黒紫の細い線を残した。
その後、博は私が気に入らないことをすると
浩司にムチさせると脅かすようになった。
実際博は私の尻を浩司の前に出し、私の口を博のズボンあたりに押し付けて
悲鳴をふさぎ浩司にムチを渡した。
そして浩司の決定した回数で私はムチ打たれた。
浩司は私をせっかんするのが好きだった。 そう見えた。
私は浩司と二人きりにならないように細心の注意を払った。
思うに彼らにとって私は共有物らしかった。
博は私に対する愚痴を浩司にいい、言いつけ
浩司は博の代りに罰を与えるのが当然と思っている風だった。
浩司は博以上に私のなっていない作法にうるさかった。
座り方、歩きかた、なにもかも小うるさかった。
それを1週間とかためて罰した。
ある日、それは博のいない時に起きた。
ちょっと来なさいと言われた。
それほど警戒心もなく接近したところ
手首をつかまれて、パンツをアンダーパンツとともに脱がされた。
陰毛が見えた。
浩司は私をひざに置くと尻にムチを当てた。
ムチが終わらないうちに博が戻ってきた。
何をやったのと博が聞いていた。
しつけだと浩司が答えた。
なっていないとさらにムチが落ちた。
そしてワーワー泣いている私のトップも脱がせると
素っ裸の私に廊下の角に立ってろと立たせた。
そこを通るたびに浩司の手や指が乳房や乳首をつねった。
博が救いに入った。
博に連れて行かれ浩司の前に出ると
ひざをつかされ、浩司にごめんなさいを言わされた。
浩司は私を見ていたけど、私の乳首を引っ張ると
先端に彼のすっていたタバコを押し付けた。
私の悲鳴が出ている間に、もうひとつの乳首の先端にもタバコを押しつけた。
そして少しは覚えているだろうと言った。
博に治療するなと怒鳴った。
博は私の乳首を唾液一杯の口にふくんでくれた。
薬は目立つからねと私の耳もとでささやいた。
浩司が私を目の仇にするのは嫉妬もあったようだ。
博が私を好きなのが嫌なのだ。
博を愛するなら博の好きな私のことを愛してくれてもいいようなものだけど
浩司は私が嫌いだった。
私が女であることが気にいらなかった.
私が事件とか自分の意見を言うと女のくせに、とよく言った。
時に側に来て、唇の横をつねられたこともあった。
私は浩司に叱られると博の胸に救いを求めた。
彼の胸に飛び込んだとき、後ろからつかまれ引き戻され
衣服を脱がされ柱に結わかれた。
飯をやるなと博に厳しく言った。
浩司はこいつには女は男に服従していればいいのを
体で納得させる必要がある。
男のほうが強いんだと体で仕込んでやる。
博に抱っこされていた時、浩司は抱っこするなと怒鳴って
私を引きずりおろすと犬の首輪をつけてリードにつなぐと
ソファに短く結びソファに乗るなと教えてやる。
女なんか犬扱いでいい。
私はもう耐えられなくなって浩司が外出していたとき
家に帰ると博に言った。
博はびっくりしてどうしてと言った。
私はべそをかきながら、あの人が怖いからと言った。
博は考えていた。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
1/23 博幸という夏子の恋人 第10 話 殺意の始まり
博は浩司に出て行ってもらった。
博は浩司はわかってくれたよと私に言った。
2人だけになってままごとの夫婦みたいな生活が始まった。
博はやさしかった。
私にもうムチなんか使わなかった。
でも夜の営みは・・・・私に言わせれば、しつこっかった。
私を撮ることが好きになったみたいで
テレビドラマをみたい私を9時前からベッドに呼んだ。
私の細部を撮るだけではなく、いろんなポーズをさせた。
そして僕のモデルさんと言っては唇を寄せた。
でも私は博がその写真を浩司に見せ、ときに渡しているのは知らなかった。
浩司は女は嫌いでもメスには興味があった。
しかし、可愛がるのではなく、メスを罰したかったみたい。
浩司がどういう育ちをしたかわからない。
でも女性を憎む何か理由があると私は考えていた。
しかし浩司の嫉妬は私に暴力をふるい、消してしまいたいほど大きなは嫉妬だった。
彼が博をそれほど好きだなんて想像もしてなかった。
博の家を出てから浩司は私を痛めつけることをいろいろ想像した。
あのメスを捕まえて檻に入れて
いろんな怖がらせ、傷つける方法を想像するのは浩司の
喜び、楽しみになって行った。
あのメスを縛り上げ、あいつのおxxxを焼け火箸で
二度と使えないようにするというのが浩司にとって最高の傑作だった。
殺す前に苦しめたかった。
殺そうと思えば交通事故に見せかけて跳ね飛ばすのが速いけど
そんなことをすれば逮捕されてしまう。
浩司は博の家を出てから会社もやめてしまった。
それは浩司の準備の始まりだった。
浩司は一緒に暮らしていたから私の日常生活のルーチンを把握していた。
一度外出したとき、歩道と車道の堺がはっきりしない道で
黒い車がかなりのスピードで私の横をすり抜けた。
博には言わなかったけどたまたまそうなった?
それとも意図的?
と考えてしまった。
私は暗くなってから今まで以上に外出しなくなった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます