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僕の妹 十条寺春香 第3話
功志郎は春香を愛した。
しかし、祖父と孫の年の差は日常生活に様々なちょっとした衝突があった。
功志郎はこうしてほしいとか、
こういう場合はこう春香はすべきだとか教え込もうとした。
春香はこれまでにない経験で功志郎の小言に不満タラタラだった。
だって春香はこうしたいの と功志郎に譲るように抵抗した。
その日は功志郎の堪忍袋の尾が切れた。
功志郎は脱ぎなさいと春香に言った。
春香はわからなかったけれど、メイクラブでも始めるとか脱いだ。
春香は功志郎の面前で素っ裸になるのを恥とはまったく思わなかった。
春香が一糸まとわぬ裸になると手首をつかんで引き寄せた。
そして、自分の皮のベルトを春香の尻に振り下ろした。
動物的な声が春香から出た。
そして2発目。
ワッと春香の泣き声が起こった。
数回鞭をふるったあと、春香をひざに乗せた。
功志郎は春香が静かになるのを待った。
春香の泣き声がおさまってきたとき、功志郎は春香の顎に手をかけて
上を向かせた。
ごめんなさいは?と春香に言った。
春香の目から再び大粒の涙があふれた。
それでも春香はごめんなさいをした。
功志郎は春香をひざに寝かし、尻に向けてスマホのシャッターをきった。
尻には数cm幅の醜い紫色の帯が幾筋もついていた。
功志郎は春香の様子を見ていた。
春香はあの両親に甘やかせられて育てられた。
まだ二十歳早々だからしつけ直せるかもしれない。
しかし、春香は父に罰を受けたときさえ、祖父が介入し守られた。
謹慎の外出禁止も、おやつ止めもどれも効果がなかった。
2週間も経つと、春香に鞭の効果がないことを功志郎は知った。
春香は祖父が怖くなかったように功志郎も怖くなかった。
功志郎はいろんな策を考えた末、功志郎が春香の脅威になるには
鞭しかないと結論した。
春香は結婚とともに大学を止めてしまった。
女に教育は要らないと功志郎は考えなかった。
しかし、春香に勉強が重荷になり、大学に行くのも嫌になり
親は卒業までは言ってはみたけど、
ズルズルと欠席は続き、2年の12月に退学届が出された。
功志郎は春香の退学届を春香の両親から聞いた。
春香は何も自分に相談しなかった。
功志郎は自分が軽んじられているように感じて腹がたった。
夜、春香は功志郎の書斎に呼ばれた。
功志郎は春香に何か報告することはない?と聞いた。
春香はちょっと考えて、別にと答えた。
ご両親に聞いたけど、大学に退学届を出したとか?
と春香の表情を見た。
ああそれ? 春香はイヤイヤ答えた。
春香、勉強に向いてないってわかったの。
2年目はほとんど行ってないし、留年はもう確実だから
それなら退学のほうがいいと思って。
私には何も事前に言わなかったね?
だって、功志郎は続けろって言うと思って。
功志郎は小うるさいだもん、
書斎の入口に立ったままで春香はしゃべった。
春香、脱ぎなさい 功志郎は静かに言った。
春香は上から脱いで、パンツをおろし、アンダーパンツを足の先にひっかけて
空中に投げると手で受け止めた。
それじゃ、あれを持ってきなさいと
功志郎は後ろの壁を指した。
春香が壁を見ると数本のベルトがかかっていた。
一番右のを持ってきて。
右は功志郎が日常的に使っていたベルトで、鞭用におろしたものだった。
それが一番しなやかだ。
イヤー、春香は大声で拒絶した。
すると功志郎はすくと立ち、春香の両手首をつかむと壁に行き
自分のベルトを外した。
鞭はイヤと春香は全力で抵抗した。
しかし、功志郎が春香なんかよりはるかに大きいと初めて春香は知った。
功志郎は細見だった。
しかし、背は高く、若いときに比べほっそりしたせいで小柄に見えていた。
どれくらい、どのくらい鞭打たれただろう。
春香はヘトヘトになった。
功志郎が側で言っていた。
いいんだ、大学に行きたくないならそれでも。
これからは私の妻業だけに専念するんだ。
明日から訓練に入る。
その晩はそれ以上なにも起こらなかった。
よく朝春香が目が覚めたのは朝の10時を過ぎていた。
春香、目が覚めた?
功志郎が春香の布団に入り横になった。
春香を抱きしめた。
功志郎の手が、春香の背に、尻に触れるたびに
春香は苦痛の悲鳴を上げた。
痛いでしょ。
覚えている、昨夜の鞭を?
これから私の専業妻を習得するためにしっかり調教するから、このじゃじゃ馬。
それから功志郎は春香に深いキスをした。
功志郎の舌が春香の口の中を吸った。
吸いながら春香の体をなでまわした。
苦痛が快楽になって行った。
春香は着ることは許されなかったが
赤子のようにおしめだけ功志郎がつけた。
春香の細い両足首をもって尻をあげると
尻の下におしめを当てた。
それから布の部屋ばきをはかされた。
飾りに金属のリボンがついていた。
その部屋ばきで離れ内の春香の位置がわかった。
功志郎の書斎の大きなテレビの画面のようなプレートに反映された。
部屋の中は熱かった。
室内温度は12月だというのに25℃に設定されていた。
春香は功志郎が初めての夜、功志郎の亡くなった妻の話を聞いた。
幼なじみだった。
小学校から学部は違うけど大学まで一緒で、
道中にはそれぞれ別な恋人のいる時代もあった。
でも何かのひょうしに2人は相互に大好きで欠かせない存在である
ことに気がつき結婚した。
若かった2人は互いの体を求め時間のある時は一夜に何度も
満足するために求めあった。
しかし、彼らには娘が一人できただけだった。
それが雄輝の母親だ。
雄輝とは春香の大学の同級生だ。
しかも功志郎の妻は若くして逝ってしまった。
功志郎は彼女を忘れることができなかった。
それがその後30年近くも一人でいた理由だった。
十条寺家の後継に孫の岡本雄輝にするつもりだったけど
春香に会い、春香に子供をもうければ功志郎は考えだした。
春香はまだ若い。
30までに数人出産するのは十分可能だと思った。
春香が嫁いだ日に功志郎は全てを説明した。
功志郎は言った。
私はもう妻以外は愛せないと思っていたけど
春香に会ってもう一度愛せる女性かと思ったと言った。
春香も祖父の代わりのような功志郎が大好きだった。
この人こそ自分を祖父のように守ってくれる人と
初めて離れ前の廊下で会ったときから思っていた。
同級生の山岡雄輝のことはあっさり忘れた。
でも年の差、教育の差、春香は夫に仕えるなんて思考はなかった。
だからベルトで打たれても痛みが消えてしまえば
春香は春香のままだった。
春香にとっては遊ばせてくれて、彼女の性欲を満たしてくれて
毎日を面白おかしく過ごせればそれで十分だった。
しかも功志郎は若く見えて春香好みにハンサムだった。
暖かい日差しのガラス張りの縁側で全裸で功志郎のひざの上で
気ままに足を広げ日向ぼっこをしているとき
功志郎は春香が彼の専業妻としてやってほしいことを小さい声で
ささやいた。
春香の白いほぼ平らなお腹に手を滑らせていた。
ひざで春香の両足を広げていたその時、
春香は慌てふためいてひざから降りようとした。
それを功志郎の長い腕が押しとどめた。
やがてプーという音とともに春香は漏らしてしまった。
春香は恥ずかしさで泣きそうになった。
功志郎はその臭いを嗅いでいたけど
春香、肉が多すぎると言った。
それは春香の体調を測る功志郎のやり方だった。
功志郎には料理人がいた。
その日、夕飯に野菜を増やすように指示した。
功志郎の済む離れには使用人が幾人かおり、
春香は主婦業をやる必要はなかった。
春香は専業妻だった。
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