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A子という娼婦 第 4話 偶然に
A子には時間の感覚がなくなっていた。
外も見られないし、カレンダーも時計もなかった。
夕方、檻の前に男がたった。
男はマジマジとA子を見ていた。
それからこの子でと言って、部屋に行った。
A子はその客の部屋に連れていかれた。
A子が着て現れた大きな真っ赤なマントーが脱がされ
素っ裸で男の前に立たされた。
2人になると、男はお前、樋口だよねと言った。
A子の苗字だ。
A子は驚いて男をじっと見つめた。
俺だよ、お前が高一のとき高3だった・・・・
思い出した。 山下さんだ。
彼は女子の憧れの的で、A子も彼が好きだった。
お前が娼婦やってるなんて。
でもいいや、お前を抱けるなんて
嬉しそうに服を脱がされ、A子に横になれよと言った。
それからA子の体を側に置いてあったライトで照らしながら
しばらく見ていた。
足を広げ、陰部を広げて見た。
そして片方の乳房に吸い付いて、もう片方を手でもんだ。
樋口、お前の名前は?と聞いてきた。
A子と言うとどの字と聞かれたけど
返事をする前に彼はA子の中に入り、夢中で動きだした。
山下は転勤で女っ気が数か月もなく、ものすごく空腹だった。
山下は何度も出たり入ったりしたけど
聞いたことのある後ろからもやりたかった。
樋口、お前、後ろもできる?と聞いてきた。
A子がうなずくと、やりたいと言った。
A子は山下にコンドームをつけた。
そしてひざをつくと、尻を高くして山下の前にだした。
山下は小さい声で嬌声を発し
A子の肛門に彼を突き刺した。
これまでのどの客より乱暴な入り方だった。
イタっとA子が言うと、お前、娼婦なんだろ、しっかりやれよ
と言った。
1時間も連続にやるとさすがに山下も一息ついた。
お前、野球部の廣瀬を覚えている?
あいつ、お前のこと好きだったんだ。
知らせてやるよ。
お前の宣伝してやるね。
A子はそんなことしないでと言いたかったけど
あげくに親なんかに言われたらと思って
ただうなづくだけだった。
山下は翌々日にまた来た。
それからA子にこれで月いくらになるのか聞いた。
A子は目を伏せて頭を振った。
言えないのかと山下が言った。
山下は沈黙料をとろうとたくらんでいた。
山下はビールを注文した。
オーナーが自身で、ビールを運んできた。
ついでに様子を見にきたのだ。
山下はこの子たち、1か月でどのくらい稼ぐの?と
ビールを運んで来た男をオーナーとも思わず聞いた。
オーナーはこの子は来たばかりですからまだいくら稼げるかわかりませんと
答えた。
お二人はお知り合いですか?
とオーナーが山下に聞く。
山下は彼の勘で、知り合いじゃないさ。でも
同年代だろうし。と答えた。
いかがですか? 次の予約をされると少し安くなりますよと言った。
それからしばらく山下は来なかった。
しかし、ある週末廣瀬が来た。
A子は廣瀬を思い出した。
私の下駄箱にラブレターを入れた人。
廣瀬は裸でつったっている樋口を見ていた。
娼婦なんかやっているかい?
廣瀬は猛烈に怒りがこみあげて来た。
俺のラブレターを無視して娼婦かよ
ここにおいでとA子にやさしく言った。
A子はそろそろ近づいた。
廣瀬はA子の手首をひっぱった。
A子が接触するほど接近すると、A子の陰毛をつかんだ。
俺は無視してアノニマスに抱かれたかったんだ。
A子には返事の仕様もなかった。
廣瀬は店の娼婦のメニュを見た。
ムチ 50%アップとか
タバコ火 80%アップとか
買いてあるのをみつけた。
ね、樋口、知っている?
僕たち5人組は樋口をパーティに呼んで
みんなでやろうって言ったことがあるんだ。
みんなで? A子はわからなくて繰り返してつぶやいてしまった。
そうだよ、輪姦とも言う。
今度ここでやろうよ、割増は払うよ。
あとで店長に聞いてみるね。
覚悟しておきな。
それからA子をベッドに投げるように置いた廣瀬は
なんの愛撫もなくA子に入った。
そしてその昔はアイドル的存在だったA子を
できるだけ侮辱できるような方法で攻めた。
山下といい廣瀬といい、どうしてオーラルがこんなにも好きなんだろう?
廣瀬はA子をひざまずかせ、
尻を壁の鏡に向け、
A子の顔を廣瀬の陰部に押し付けた。
顔に陰部をすりつけた。
さあ、僕らのアイドルさん、僕を起床させてよ
A子は廣瀬の品祖な体にできる限りの刺激をして起床させた。
廣瀬の帰り際に、何気なく山下さんは元気と聞いてみた。
山下? お前、知らないのかよ、あいつ、交通事故で死んだよ。
A子は驚きのあまり、口をあんぐりと開け
ちょっとしてから いつ と言った。
それはかれこれ10日くらい前だった。
A子は正直言ってほっとした。
これで私を強迫するものは一人減った。
その晩? むしろその朝、疲れているはずなのにA子は眠れなかった。
廣瀬は店に5人一度でいくらになるか聞いた。
それはあまりに高額で廣瀬はあきらめた。
しかし、その痕、廣瀬の5人組は入れ替わり立ち代わり
A子に会いに来た。
タイトル A子という娼婦 第5話 意地の悪い男悪
おかげでA子の売り上げはよかった。
しかしそれはA子にとって屈辱でもあった。
想像してみて。
同じ学校の男子があなたが娼婦をやっていると知ってあなたを買いに来たら
どう感じますか?
高速のパーキングの店としてあるその店は
道路の向こう側に橋で行けた。
表向きそれはペットショップだったから
昼間は客が多かった。
A子の校友たちは夜来た。
彼らは同じ時間に着かないように事前にしっかり打合せをした。
そして5人組は入れ替わり立ち代わり定期的に来た。
それはA子の売り上げを上げたが、A子には屈辱であり
悲しい日々だった。
どの男もA子が好きでやっていると思った。
高校の頃、A子はとても可愛かった。
男子はちょっと集まればA子の話をした。
A子はそれほど男子に興味がなく、受験勉強を優先した。
大学に入るとそこにはまったく別なタイプの男子がいて
高校の同級生はじきに忘れてしまった。
そのA子、樋口がここに来れば会える、抱けると知ると
彼らは夢中で来た。
伊藤は当時細く、華奢で小さくA子の記憶にほとんでなかった。
初めてA子を買いにきたとき、A子は誰かわからなかった。
A子の記憶になかったことが伊藤を侮辱した。
伊藤は今も華奢だったけど、身長は伸びていた。
伊藤は僕は廣瀬といつも一緒にいたけど思い出せない?
ごめんなさい、私受験で忙しかったしと小さい声でA子は言い訳した。
ここに来て、伊藤はベッドの縁に座りひざを開いた。
A子をひざまずかせ、それからA子の乳房に触れ、
大きいねと言って手でギュっと握った。
そして伊藤の体まで数歩あるところを乳房をひっぱりながら
ひざまづいたA子を歩かせた。
伊藤の体に接触すると僕、小さい?と言ってA子の反応を見た。
A子は恐怖でいいえと言った。
劣等感を持った男は意地悪だった。
この男は何をするかとA子の心が震えた。
伊藤だけでなく、娼婦を買いにくる客は女性関係が乏しく
娼婦の前でいばった。
幸いにも伊藤は体力もなく、じきに帰った。
タイトル A子という娼婦 第6話 システムにもムチにも馴れて
A子はまだ新入社員だった。
だから希望なんか言う機会もなかった。
それが例外的に奇跡みたいことが起こった。
ある夜更け、もう12時近くだった。
白髪の老人が来た。
2人組だった。
もう一人は若かった。
老人はA子を選んだ。
もう一人が本当に買うのですかと聞いている。
お金は出すから君も選んだら。
A子はもうそこにいなかったから、後のことは知らない。
老人はマントーを脱いだA子をじっと見ていた。
初めてのことばかりで、A子の気持ちは今度は何?だった。
老人は服も脱がないで、A子をここに来なさいと呼んで
大きなソファの横に座らせた。
それから老人はこういうところに来るのは初めてでねと始めた。
A子の恐怖に満ちた大きな目を見てから
ここに来る前は何をしていたのと聞いた。
A子はしゃべれないと、回らぬ舌で言った。
老人は手帳を出すとA子に渡した。
A子は震える手で会社勤めと書いた。
それから誘拐されてと書いた。
老人はそれを読んで手帳をポケットにしまった。
それから部屋を見回して、A子の体をひざに乗せた。
そしてA子の体を手で触った。
指先、指の腹、で丁寧に上から下までなでまわした。
そして小さい声で怪我はしていないようだね
と言ったのだ。
A子は老人を見た、涙があふれた。
泣くのは止めなさい。
危険すぎると耳もとでささやいた。
それから老人は上着を脱いで、ネクタイを緩め時間より早く切り上げた。
A子は何か期待したい気持ちはあったけど
次の客のために檻に入った。
その晩、A子は連続して買われた。
割増を払った客ばかりだった。
A子は細身だった。
しかも体はまだしなやかだったから
両足を頭の横に置き、足首を結わえてマックスに奥に入りたがった客が
2人続いていた。
その一人がA子を気に入ってチップを渡そうとした。
A子は頭を振って、レジと言った。
以前にチップを受け取ったとき、室長がチップは店に出すシステムだと言って
没収された。
あげくにA子は頬を叩かれた。
A子が涙目で室長を見たとき、体のほうがよく覚えるものだ
と悪意のある目つきで言った。
A子はそれまで特に失態はなかった。
でも、定期的に罰を受けた。
それは女たちを恐怖にさらすことで、反発の意欲を威圧するためだった。
罰は少人数で行われた。
2人、3人とかで。
それは女たちが寝入ってから行われた。
朝方眠りについたA子が起こされたのは何時ごろだっただろう?
引きずられるようにオーナーの部屋に連れて行かれた。
すでに2人の女がいた。
一人が呼ばれた。
オーナーは何もしないで見ていた。
やったのは室長だった。
室長は最初の女を壁に下がっている「手すり」をつかませた。
手すりはやや高く、女はつま先立ちだった。
よく握っていろと室長が言った。
それから女の胴あたりに腕をまわすと白いもので尻を打った。
数発のムチが女の尻を打った。
女は悲鳴は上げたけど、手すりを離すようなことはなかった。
終わると、そこに立って見ていろと言われた。
次の女も同じようにたたかれた。
そしてA子の番が来た。
A子は恐怖で固まっていた。
そうすると、オーナーがじゃ、ここにお出でと言った。
A子は室長に連れて行かれた。
オーナーはA子をひざで支えた。
今回は例外だよ、とやさしく言った。
助かる? 一瞬、A子は思った。
しかし、次の瞬間、ムチがA子の尻に落ちた。
しかもカバーなしのムチだった。
白い袋に見えたのはムチのカバーだった。
皮膚に傷をつけないためのカバーだった。
しかし、A子の尻にはしっかり3本のムチ痕がついた。
ここのシステムに馴れないと、それからムチに打たれるのも馴れてね
と、声はやさしかった。
室長は泣いているA子をひきずってベッドに連れて行った。
翌日の最初の客はA子の尻のムチのあとにニヤニヤした。
その客は古い客で、女たちが罰せられるムチのことを知っていた。
A子を見て、ニヤニヤが止まらない。
罰を受けたんだと言いながら、A子のウエストを抱きしめ
尻をなでまわした。
痛みで声が出た。
僕も罰してあげようか?とさらにムチの痕をなでまわした。
A子が泣き顔になると、じゃ始めようとA子の陰低に自分のペxxを当てた。
A子の口を男の口が塞いだ。
それからA子の尻をつかんで激しく腰を振った。
男は終えるとA子をひっくり返した。
それから腰をつかんでひざをつかせ、すでに出来上がっていたぺxxを
肛門に突っ込んだ。
ムチの痕のついた尻は男の目の前にあって
A子は逃げようがなかった。
必死に尻を振るA子を見ていたけど、尻のホッペの上にある傷を
尻の動きに合わせて触った。
その度、A子から小さい悲鳴がもれる。
娼婦なんかやるんだもん、罰を受けても当然よ、
そう言いながら、傷の上をなでまわした。
その日の客は嫌な奴ばかりだった。
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