2/22投稿 二卵性双生児 第４話 宗太の妄想

2/22投稿　 二卵性双生児　第４話　宗太の妄想


キスシーンを熱心に見ている虹子を見ていて

この子はどのくらい性経験があるんだあろうと宗太は考えた。


と言っても質問できる問題じゃない。

宗太はそう思って、りビングを出た。


奇妙な唸り声で宗太は目が覚めた。

灯りをつけ時計を見ると２時まわっていた。

何の音？　耳を澄ませた。

もう何も聞こえない。

宗太は眠ろうとした。

だけど、目が覚めてしまった。


宗太はそっと虹子のドアを開いた。

小さい灯りが枕もとについていて虹子が

あら、宗太さんと言った。

虹子は起き上がりもしないで布団を持ち上げた。

宗太はその横に滑り込んだ。

虹子はパジャマの上は着ていたけど、下は何もつけていない。

宗太は彼女の生温かいお腹に手を伸ばした。

そのまま、宗太は虹子の上に乗った。

虹子は宗太にされるままに、いや、積極的に受け入れ

まもなくうめき声を・・・・

そこで宗太はハッとした。

そして自分から手を離した。

さっきのうめき声、虹子か？


なんか虹子が正常に発達した女の子であるのを発見したような気がして

宗太はホッとし、眠りにつけた。



よく朝、宗太は朝寝坊をして、朝食を準備できなかった。

宗太が台所に駆けつけたときには虹子はもう家を出ていた。

メモが残っていた。

今夜夕飯を食べます。

それは虹子からの罰だった。

今夜朝飯の代わりに夕飯を要求してきた虹子だった。