スラムドッグ$ミリオネア

もう言うことありません。
素晴らしい映画です。
見終わった後、久しぶりに心からスカっとした気持ちになれました。
心から拍手を送りたい。。。

＜＜ここから先、いつもながらネタバレ注意！＞＞

※読む人は注意ネ！
※興奮していつもよりも細かく詳しく書いてますよ！

５月末くらいでしたか。
５月は週に２、３日早く帰れる日があり、その中で仕事帰りに映画を見た日も
ありました。

観たい映画は山ほどあれ。
されど、どれを観たら良いのやら。。。

「スラムドッグ$ミリオネア」
この映画の存在を知ったのは5/1（金）のこと。
後輩のK子ちゃんと飲みに行ったのですが、当日K子ちゃんが午後休暇をとって自分との
待ち合わせまでの時間に観たらしいのですが。
それが超面白かったらしい話を何度も聞かされ、興味が湧いてきたのでした。

　　　
監督はダニー・ボイル。

”週間ぴあ”などの雑誌を見ても、評判がかなり良かったので期待に胸が躍ります。
でも、自分は正直見終わるまでは、あまり人の言うことや評論など信用しません。
だって、好き嫌いは人それぞれ違いますからね。

オープニング。
観客にクイズ形式で、このスラム育ちの少年がクイズショーに出た理由を問います。
運が良い？運命？。。。。
これが最後に繋がる訳で。。。

　　　
主人公はクイズの回答者ジャマール。

演じているのは、デーヴ・パテル。
MCのプレーム役には、アニル・カプール。
合間にMCが回答者ジャマールの生い立ちや、仕事など聞きながら物語はスタートします。
ジャマールは映画名の通りスラム育ちの少年。
コールセンターでアルバイトをしながら生計をたてている若者。

一問一問、クエッションが出される度に回想シーンといった流れからスタートします。
基本は、これの繰り返しなんですが、これが観客を釘付けにします。

　　　
スラム育ちの少年が何故クイズに回答できるか。。
一つ一つのクイズの回答を知るに至った経緯がスピード感とともわかり易く
描かれています。

　　　
この映画には賛否の否の部分があります。
それはインドという国の影の部分かも知れません。
これはK子ちゃんからも聞かされていたのですが、観てから考えさせられた
部分でもあります。
でも真実を伝えたい。。。。という監督の想いなのでしょうか。
ただ、とにかくスピード感がすごくて、とにかくスラムの元気な少年（ジャマール）
は、逞しく、そしてとても優しく成長していくのです。

　　　
ジャマールは子供の頃運命の少女ラティカに知り合います。
その女性への素直で純真な想いが、ストレートに心地よく描かれている。
ところが、過程の中で別れ別れになってしまうのですが。。。

大人になったジャマールは、ラティカと運命的な出会いを果たします。
ラティカ役にはフリーダ・ピント。
とてもキュートで美しい女優さん。

シーンはクイズに戻り、残り一問で全問正解というところまで来ました！
ところが、不正疑惑で警察に逮捕されてしまうのです。
留置所でジャマールは、警察に容赦無い拷問を受けますが、嘘は無い。
真実は一つ。
やがて警官もジャマールを理解する。
ジャマールは釈放され、最後一問のクイズショーに復帰する。
街の人たちの熱い声援。

さぁ、最後の問題。
果たしてジャマールは答えられるのか。。。。。
「ファイナルアンサー？」

ここまで書いておきながら、この先はさすがに言えません。。。

でもスカっとします。
こんな梅雨空も、不景気さえも。。。

一人でも多くの人に見てほしい。。。。
そんな力強く、そして優しい映画です。

　　　
最後に、今回お世話になった映画館は池袋のシネ・リーブルさん。
南口のメトロポリタン内の映画館です。

　　　
割とレイトとかやってるので、自分にはありがたい存在です。

ちょっと熱く語りすぎて執りとめも無い記事になってしまいましたが。
とにかく感動しました。
DVDも欲しいし、機会があればもう何回でも観たい。

こんな素晴らしい映画を作ってくれたスタッフの皆さんに感謝します。
そして、上映してくれた映画館にも。
映画の存在を教えてくれたK子ちゃんにも心から感謝したい。
そんな気持ちでいっぱいです。

スラムドッグ$ミリオネア公式サイト
シネ・リーブル池袋

ただ、K子ちゃん曰く。。。。
最後のダンスシーンはいならかった。。。。。らしいです。
僕はそんな事全然思いませんけど！