みっちっちのブログ

みっちっちの笑顔いっぱいの日々(*^_^*)

ドクターデス二回目。 母を偲ぶ。

2020-11-24 06:15:34 | 日記
「ドクターデスの遺産」
先日二回目やっと観に行った。
二回目はもっと細かい所も色々観れて、一回目より更に面白かった。
とにかく父親役の剛くんがかっこよくてしびれる。

映画もヒットしているようで嬉しい。
私が観に行った時も若い人達が多かった気がした。



この映画、安楽死殺人の是非を問うと
宣伝ではうたってるが、

犯人は最後には結局、快楽殺人者だったのだ。
快楽殺人者ではあったけど、家族には感謝されていた。
楽にさせてあげたいという家族の気持ちを利用させられたという形だ。



安楽死の是非を問うのは、
「私の母がとても苦しんでる時、楽にさせてあげたいと願うのか」
という高千穂の最後の言葉。
(少し言葉は違うかも知れない)

高千穂の背景は描かれてなく、
何気ない一言なのだが、考えさせられる一言だ。



私も、その言葉で考えてしまったのだ。



母は同じように肺がんの末期だったけど、
幸いな事に痛みに苦しむ事はあまりなかった。
それは、年齢的なものとか、色んな理由があるのかも知れない。

でももっと苦しんだとしたら、苦しむ姿を見るのは辛い、早く楽にしてあげたいと思ったかもしれない。
そんな時、誰かに楽にさせてあげますと言われたら、自分ならどうしただろうか。




私の場合は、
緩和ケアに入院させる事で、母も私もとても気持ちが楽になったのは事実だ。
あの頃、あのまま自宅に二人だけでいたとしたら辛かっただろうと思う。
私が骨折をしてしまった、
という状況も辛さを倍増させてしまったのだけど…



母の最後をしみじみと偲び、
今思う事。

母と長く楽しく暮らしたいという私の気持ちに、
母は頑張って答えてくれたのではないか、
それが、あの緩和ケアでの最後の3ヶ月半だったのではないか、
入院した時には、一週間しかもたない、
と言われたのだから…


あの3ヶ月半は、
私への最後のプレゼントだったのではないか、
それが母の意思だったのではないか、
と思う。
お母さん、ありがとう、
という気持ちでいっぱい。


映画を観て、自分の経験、母の事を偲ぶ事になった。



自分の楽しみも色々忙しくて、
まだ原作を買いにいく事ができていない。

早く原作を読みたいと思ってるのだけど…









コメント (2)
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