みっちっちのブログ

みっちっちの笑顔いっぱいの日々(*^_^*)

「押絵と旅する男」 & 短歌

2024-03-27 06:32:00 | 日記
ブログ友達のクリンさんが、
江戸川乱歩の「押絵と旅する男」の物語を紹介されていて、




江戸川乱歩は、「人間椅子」が何故か忘れられない私(笑)
こういう怪奇小説が実は大好きな私(笑)

さっそくコメント欄で紹介されてた朗読を聞いた。
佐野史郎さんの朗読が素敵でわくわく~🎵

男が、
浅草の凌雲閣の最上階12階から下を見て、
見つけた美少女に恋をする話。
(凌雲閣は大河「いだてん」にも出てきたね)

男と美少女のふたりは、
何と押絵の中に生きていて、
男の弟が、その押絵を大事に持って旅を続ける不思議な話。

押絵の中の男は白髪の老人になるが、美少女はずっとそのままの美しさなのだ…
不思議な話、その妖しさに惹かれる…



話はがらりと変わるが、
私はいま断捨離をしていて、
自分のものはスパスパ捨てる事ができるけど、
亡き母が作った色々な作品は、
いっぱいあるのだけど、どうしても捨てることができない。
押絵、陶器、掛軸、セーター等に囲まれてると、
亡き母に抱かれているようなあたたかい気持ちになるのだ。



乱歩と母の押絵から、
短歌を三首詠み、水曜サロンに出詠した。


⭐️不可思議な押絵に生くる おもひびと 妖しき乱歩の世界に惹かる

⭐️妣(はは)作の押絵の女(ひと)の白き顔 たをやなる目は何を語らむ

⭐️断捨離の最中なれど妣(はは)のもの しばし眺むる春のひととき


***


返歌も続いたよ~🎵

⭐️ほとばしる水に茶碗を灌ぎつつ裡なる鬱もさらり流して
夕庵さん

★渓流にほとばしる水 ごくごくと 飲み干す君の喉仏見ゆ
みっちっち

★豪快に落ちる瀧の飛沫浴び小さなことなどみんな忘れて
夕庵さん

★歌碑の坂登れば姿見へねども 滝音しかと心に響く
みっちっち

★瀧坂の山の懐 朝日観音像(かんのん)は瀬音聞きます目を伏せて
夕庵さん

★たをやかに霞をまとふ涅槃像 半目のまなこ何を見つむる
みっちっち

★灌仏会 花の御堂の釈尊に園児のそそぐ甘茶芳し
夕庵さん

★闇に舞ふ火の粉の散華 御水取り 夜空に浮かぶ二月堂にて
みっちっち

★ウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせてシャッターチャンスを待つ人のいる
夕庵さん

★激戦の雨のラグビー 渾身のトライよ今ぞシャッターチャンス
みっちっち

★春泥をつけて元気に走りくる親子の犬の背(せな)に花びら
夕庵さん

★春泥のホームベースに 滑り込む 九回裏の逆転ヒット
みっちっち

★幼日のお砂遊びの懐かしや 土饅頭の輝き自慢
夕庵さん

★幼日の春夕焼に輝きて 崩れぬままに砂城よ しかと

***

⭐️妣(はは)作の押絵の女(ひと)の白き顔 たをやなる目は何を語らむ
みっちっち

★白き顔伏せて車窓に映る女(ひと) 答え探しの旅は辛きに
夕庵さん

★片恋にさよならを告げ 新しき街へとバスは春のひかりへ
みっちっち

★観光客多くて街は潤うも バスにも乗れぬ地元の嘆き
夕庵さん

★春の陽のバスに揺れれば うとうとと池塘春草の夢のごとしよ
みっちっち

★鈍行に揺られ春陽を背(せな)に受け 眠る少女の花の背表紙
夕庵さん

★夜汽車にて連結音を聞きながら亡母の膝にまどろみし頃
みっちっち

***

⭐️断捨離の最中なれど妣(はは)のもの しばし眺むる春のひととき
みっちっち

★断捨離はユニクロ設置の箱の中 役立つものと思えば軽し
夕庵さん

★ユニクロの洗ひざらしのジーンズで草に寝転ぶ君とのデート
みっちっち

★膝頭破れているのがお洒落だと細い素足を風に晒して
夕庵さん

★ジーンズの破れそのまま少女らの足の長きが闊歩する街
みっちっち


***

大相撲の尊富士❗️
凄かったね~🎵めちゃ応援したよ~🎵
大相撲見るの大好き🎵

110年振りの新入幕での優勝❗️
素晴らしい❗️おめでとう~🎵

私自身の日常は、
相変わらず(笑)
忙しい~(笑)🎵
4月の初めに2回位、卓球の試合があるので、それに向けて猛練習してる🏓
水泳やダンスも頑張ってるよ~ん🎵







コメント (6)
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