みっちっちのブログ

みっちっちの笑顔いっぱいの日々(*^_^*)

梅の短歌 & 妣(はは)の短歌

2025-03-13 11:37:00 | 日記
早速だけど、
先々週は、
梅の短歌三首を出詠した🎵

⭐️咲き満ちて色を極むる白梅は 妣と眺めしいのちの輪廻



⭐️紅ほのと白ほのぼのと梅の花 青空へ色交差して美(は)し

⭐️歌碑守るごとく白梅匂ひけり 小雨に色をうつして静か


***

返歌も続いた🎵

⭐️咲き満ちて色を極むる白梅は妣と眺めしいのちの輪廻
みっちっち

★盆梅は古木を愛でて花咲かせ芸術品と見事完成
夕庵さん

★千年の静寂(しじま)なる大くすの木に 手を当てて聞く己の心
みっちっち

★雨水を吸い上げ森を潤すとブナの大樹の声を聞きをり
夕庵さん

★豊かなる雨水受くる森林は鳥やけもののいのち潤す
みっちっち

★黄葉の白神山地のトレッキング ブナの林をまだ踏みもせず
夕庵さん

★一湾を望み六甲をちこちと 暮るれば有馬金銀の湯へと
みっちっち

★金泉に入ればタオルは黄金色に 雛の膳には桃の花添え
夕庵さん

★小流れに色をこぼして紙雛は 花びらのごと大海原へ
みっちっち

★紙雛は女の祈りを乗せて発つ 白木の舟で春の海へと
夕庵さん

★雛壇に子らの作りし紙雛や気に入り人形賑々し
みっちっち

★AIで描きし雛の顔白し 美しくとも親しみ薄く
夕庵さん

★丹精に折り目はしかと 紙雛はその表情に個性光りぬ
みっちっち


***

⭐️紅ほのと白ほのぼのと梅の花 青空に色交差して美(は)し
みっちっち

★如月の雪のきららは輝きて梅の蕾へふんわり降りる
夕庵さん

★如月のにはか雪にもふつくらとくれなゐ兆す梅ふふみけり
みっちっち

★白梅にさきがけ開く紅梅にほのかな甘きかをり愛しも
夕庵さん

★闘病の窓に一福 梅の花 甘き香りに妣の安らぎ
みっちっち

★紅梅のひと枝手折りて卓上に春待つ人に笑顔とどけむ
夕庵さん

★茶釜には絹のごとくの湯気たちて投げ入れの梅なほ匂ひたつ
みっちっち


***

二月に亡くなった母を偲ぶ事も多い。
先週は、
亡くなった母(妣)の事を三首、出詠した。

⭐️白梅の名残は妣の愛しさよ 一花一花の梅が香甘く

⭐️春月のやはらに妣のこころ見ゆ 吾(あ)に降りそそぐ孤高の光

⭐️闘病の妣へパジャマを買ひしこと 小花模様の春色哀し


***

返歌も楽しんだ🎵


⭐️春月のやはらに妣のこころ見ゆ 吾に降りそそぐ孤高の光
みっちっち

★白梅はぼこぼこ咲きて春を呼ぶ 洞ふたつ持つ孤高の盆栽
夕庵さん

★かざす手に日の濃く淡く白梅のはち切れさうな蕾数へり
みっちっち

★風雪に耐えて開きぬ白梅に光やさしくエールを送る
夕庵さん

★花街のちさき稲荷のしだれ梅 手をはんなりと舞妓祈りぬ
みっちっち

★梅園の野点の席にあでやかな舞妓の笑みてにおう春風
夕庵さん

★華やぎの花見小路に舞妓らの銀のかんざし春風に揺れ
みっちっち

★訪ねしは石塀小路の曲がり角ぼんぼり淡し横顔寂し
夕庵さん

★花街の曲がり角にて肩触れし横顔いづこで会ひしデジャブか
みっちっち

★花街の笑顔の外人青年は日本文化に感銘しきり
夕庵さん

★外人の着物姿は靴履きて裾は短く胸ははだけて
みっちっち


***

⭐️闘病の妣へパジャマを買ひしこと 小花模様の春色哀し
みっちっち

★吾の縫いしスカートそっと足通す和服ばかりの母の日常
夕庵さん

★クローバー探す少女ら 草原にスカートの円丸くして春
みっちっち

★嫩葉萌ゆ 原野にうち出寝転べば雲雀は高く空に消えたり
夕庵さん

★天平の鴟尾かがやきて揚雲雀 天心目指し声高々と
みっちっち

★うららかな春の日差しの草原にチュルリピチュリとヒバリの飛翔
夕庵さん

★春空へ大ホームラン 少年を称ふるやうに雲雀の飛翔
みっちっち

★褒めて子の指導する監督に叱る体罰頭にあらず
夕庵さん


***

さてさて、忙しい日常が続く。

親戚いっぱいと梅を見に出かけたり、娘夫婦と大相撲観戦に行ってその帰りに食事に行ったりと、
楽しいんだけど、
出かけるとスポーツと又違う疲れがあったり、

あ、勿論、卓球の試合は週一であったりして…

だんだんと暖かくなっていって、体調もいいはずなんだけど、
なんか春って待ち望んでたはずなんだけど、いざ来てみると色んな愁いもあるんよね。
「春愁」て春の季語なんだけど、こんな感じなのかな

ま、春愁の中でも、
みっちっちは頑張っていきまっせ~~❗️えいえいお~❗️
えへへ




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1 コメント

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michichi0608さま (1948of)
2025-03-13 15:30:57
亡くなられたお母様を偲び詠まれた短歌、具体的な描写で良く解ります。添えられた返歌に一層情景が映し出され、素敵なお二人の短歌ですね。

孤高の光、一花一花に梅の香、春色哀し、、、彩る言の葉に余韻が残ります。心深い優しさが籠められた慈愛を感じます。楽しく拝見させていただきました。冠句と通じる文芸に学ばせて頂きました。

卓球も楽しくて良いですね。
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