遊歩道の周りは高山植物。
目の前はヒマラヤ山脈。
高山にしか見られない、サルオガセが枝に絡みついていたり、
苔が枝に張り付いています。
この山は、黄龍の奥にそびえる、
標高5,160mの 玉翠峰。
ロープウエイを降りて、
林間に作られた遊歩道で、
景色に見とれていたが、
世界遺産にはあってはならないものをいくつも見つけた。
九寨溝では、気を使っているように見えたが、
ここでは、中国らしいと言うか、
何も気を使っていないのが、
世界遺産になってしまった。
もっと他に方法があるのに、
世界遺産になってから、
ロープウエイも、遊歩道も、
後から作ったとしか思えない。
ここを歩いている人で、
唖然としているというか、
怒れている人は、
私だけかもしれない。
私が写真を撮っていると、
周りの中国人は、好奇心の目で見ていた、
写真を撮っている意味が、理解出来ていないようでした。
意地が悪いかもしれないが、
世界遺産が、取り消しになれば、楽しいのに、
世界初で、もっと有名になると思うよ!
ロープウエイを降りて、
山肌に開けられた、ほぼ平坦な横道を歩きます。
石楠花
遊歩道の周りは、高山植物。
木々の間から見える山は、
ヒマラヤ山脈。
初めて見たけれどね!
黄龍らしい所が見え始めました。
まさか、遠くに見える川まで行くのではないでしょうね。
峠で休んだが、4時間もバスに揺られ、
降りた所はおみやげの店が入った、レストランのような所。
ロープウエイ乗り場まで歩きます。
と 思ったら、登山(下山)口でした。
正面に険しい山が見えます。
ここの標高は、3,200m。
ロープウエイに乗らず、
歩いて、行く人はここから入ります。
出口もここです。
屋根が入るの字になっています。
中国人は、写真を撮る良い場所からなかなか離れません。
我々は、またここからバスに乗り、
ロープウエイ乗り場まで行きます。
高度に慣れるためだったのでしょうか。
しかし、ロープウエイ乗り場の標高は、
少し下がって、2,900m。
九寨溝のホテルを後にします。
工事中の道が結構揺れるんです。
工事現場の休憩所があります。
同じ旅程の、上海経由の団体です。
4000m以上の山々が目の前に迫ります。
高山病に備えて、酸素ボンベを一本づつ配給してくれます。
標高4,200mの雪宝頂峠。
昨日雪が降りました。
チベットのおみやげは、あまり売れていません。
ここは、ヒマラヤ山脈の端です。
雲に隠れている山は、5,000m級。
こんな所に来ることは もう出来なさそうで、
記念写真。
延々と続く、工事中。
工事している現場に出会わない。
いつになったら、完成するのやら。
この道を4時間走りました。
バスに揺られ続けて、
腹だか胸だか頭だか、
どこかが気持ち悪い。
チベットの人たちには申し訳ないが、
誰もが、土っぽい顔をしているイメージがありました。
それが、見とれてしまったのです。
美人揃いです。
バイキングです。
ほとんどが野菜。
筍の細切りが、食感が良い。
左上のミミガーが大好き。
右の酢豚が肉らしい肉。
この後、チベットショーを見に行きます。
九寨溝の観光から帰り、
夕食のために、違う棟に向かうと、
その入口に、夕食後に観る予定の
チベットショウに出る人たちのお迎えがあった。
綺麗なお嬢さんたちと、
とても逞しい男性、
その間を通るのは少々照れくさい。
玄関からホールに入ると、
そこにも、踊っていました。
夕食後が楽しみです。
遊歩道から木が生えています。
山の際にあった遊歩道が、
落石などの危険性を考えて、廃道になったようです。
林間に朽ちた遊歩道の残っている所もあります。
新しい遊歩道は、
世界遺産の趣旨である、自然を傷付けない、
自然をそのままに、作られているので、
邪魔な木があっても、伐ることが出来ないのです。
自然に見とれていたり、
話に夢中になっていると、
張り出している木に、ぶつかってしまいます。