第82回アカデミー賞がハリウッドのコダックシアターで行われた。
そもそもアカデミー賞はアメリカ映画の健全な発展を目的に、監督、俳優、
スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞である。
だからアメリカのことだ、ということではすまされないし商業ベースに乗っかった
完全なビジネスである。
しかし、今回の賞でちょっと複雑なのは、長編ドキュメンタリー賞に日本のイルカ漁を
告発した米映画「ザ・コーヴ」が受賞されたことである。
アメリカ映画の一人のファンとしては「残念である」
あそこの国は○○を食べるからおかしいとか非難されても、これはその国の
食文化の違いである。
昨今、日本食ブームが話題となり、いままで寿司や生の魚を食べる文化のなかった
国までが刺身や寿司を食べるようになり、とたんにマグロ漁への風当たりが強まった。
日本の漁業を規制しても日本の商社は諸外国から輸入をするでしょうから
総量は確保できても価格が維持できなくなるから当然それに代わったものが
でてくることでしょう。
アカデミー賞作品賞に輝いた「ハート・ロッカー」。
作品、監督、編集、脚本、音響編集、録音の6冠を獲得。
日本での公開は来月(4月)6日からのようですが、遅いね。
個人的には戦争に係る映画ですから多分見ることはないでしょう。
しれにしても配給会社などの都合があるにしても、アカデミー賞映画に限らず
できればもうちょっと早くみたいですね。