NHKのクローズアップ現代では
個人の常識と社会の常識のギャップについていけないことで生じるストレス。
自分個人の価値観ルールなどと社会の一般的なルールなどとの違をストレスに感じるのです。
会社で怒られたりしても、「会社が悪い」「上司が悪い」「親が悪い」というように、周りを責める。
その背景には
親の過干渉・過保護など親が子供に失敗を経験させない。
子を叱らない、子離れ・親離れができないという現代文明がもたらした奇病(稀病かな?)では?
いわゆる「普通」という価値観は人によって違うことがあるから
これは今も昔も、環境変化によって往々にしてあることです。
昔、途中採用した事務員の前職が学校の事務員でしたが
まじめそうで接客もまぁまぁ良かったからと思って採用したら・・そりゃもう
想像を絶する葛藤・格闘がありました。
毎日、朝から晩まで“普通”の違いでケンカばかりでした。
それが3ヶ月くらい続きましたが、もうこれ以上雇用継続はできないと思って
本人と話し合いました。
その話し合いによって、結果、お互いを理解することができましたが
常識と普通という個々の物差しの違いというのは、個々の生い立ちや
教育と培った家庭環境・社内環境によって大きく違うようです。
現代の若者はコミュニケーションの取り方が下手だとかできないとかいわれますが
それはパソコンや携帯・ゲーム機への依存が増えて一種閉鎖社会に育ったことによる
弊害なのでしょう。
最近見かける奇妙な光景は
公園で子供が砂遊びなどをしている傍らで親が携帯でゲームをしている。
いい子が育つでしょうね。