齢を重ねると老いが無条件についてくる。
縁あって夫婦になり子供を授かり家族に孫が生まれて
じいじとばあばと呼ばれるようになり・・年寄りも
悪くはないなと思いながらも・・・無情にもそこで時が止まる
ことはなく一瞬が過ぎた時間となって積み重なっていく。
そしてまた二人だけの第二の青春(?)が戻ってくるが
そこは夢や希望ではなく、かつて輝いた時間が思い出という景色になって
よみがえってくる。
20代のころには必死に働き家族との時間、幸せという時間を作り上げて
充実した日々を過ごし、生きた証とその時間が・・・宝物になる。
いままた二人きりの生活に戻り老々介護という現実を迎えながらも
お互いを労いながら今までの暮らしに感謝を忘れない。
今は夢や希望に満ち溢れた暮らしには戻れない、それでも
過去に幸せな時間を共に暮らしという時間を思い起こせることが
誇りでありかけがえのない日常という当たり前の日々であった。
そして何よりもその生活の半分以上を献身的に支えてきた妻には
感謝しかない。
残念ながら日常生活を支える側の立場になりましたが、それまでの
妻の苦労に思いを馳せるとただただ妻が愛おしく思えたならない。
部屋で横になりながら妻がつぶやく
“もう一度、外へ出て自由に歩き回りたい”というのは叶わないのだろうか・・と
11月には車いすを買って用意したがまだ一度も乗っていない。
縁あって夫婦になり子供を授かり家族に孫が生まれて
じいじとばあばと呼ばれるようになり・・年寄りも
悪くはないなと思いながらも・・・無情にもそこで時が止まる
ことはなく一瞬が過ぎた時間となって積み重なっていく。
そしてまた二人だけの第二の青春(?)が戻ってくるが
そこは夢や希望ではなく、かつて輝いた時間が思い出という景色になって
よみがえってくる。
20代のころには必死に働き家族との時間、幸せという時間を作り上げて
充実した日々を過ごし、生きた証とその時間が・・・宝物になる。
いままた二人きりの生活に戻り老々介護という現実を迎えながらも
お互いを労いながら今までの暮らしに感謝を忘れない。
今は夢や希望に満ち溢れた暮らしには戻れない、それでも
過去に幸せな時間を共に暮らしという時間を思い起こせることが
誇りでありかけがえのない日常という当たり前の日々であった。
そして何よりもその生活の半分以上を献身的に支えてきた妻には
感謝しかない。
残念ながら日常生活を支える側の立場になりましたが、それまでの
妻の苦労に思いを馳せるとただただ妻が愛おしく思えたならない。
部屋で横になりながら妻がつぶやく
“もう一度、外へ出て自由に歩き回りたい”というのは叶わないのだろうか・・と
11月には車いすを買って用意したがまだ一度も乗っていない。