身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんカラオケ、その9「旅人のうた」

2016-03-07 00:13:41 | 中島みゆきさん(カラオケ)
先日、今年始めてのカラオケに行ってきました。

勿論、ヒトカラ(^^)v

「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」劇場版を観た後だったので、気分は"アルカディア"♪

頭の中を
「なぜか橋の下」や「呑んだくれのラブレター」が渦巻く中、

『♪何を泣いていたか忘れても
自分でも見えない悲しみが
流れ続け引き継がれてゆく
誓いは生きる』

「アルカディア」では、みゆきさんが歌う(アルバム「問題集」では、和ちゃんが歌う)この部分が歌いたくて、1曲目は、
「身体の中を流れる涙」。

いくら感動していても、1曲目から
「India Goose」 を歌うと、ノドが、、、(--;)

「問題集」の"アルカディア曲"を次々選曲して、思いっきり
「India Goose」 をガナリと言うか、怒鳴ってスッキリ。(^o^)v

"アルカディア"をスッキリさせて、次は
「一会」へとシフトチェンジ。

全部歌う時間がなかったので、セトリ順を無視して、今歌いたい順に入力。

とりあえず、喉は温まったし、新しい曲からと
「空がある限り」、
「Why &No」。

そこから
「浅い眠り」
「友情」、
「ベッドルーム」等々。

本当に、気の向くままに。

これが、ヒトカラの一番の利点ですよね。(^^)

回りに気を使わなくてもいいというか、気にする必要さえないのですから。(^^)v

唯一、互いに全く知らない歌を歌っても大丈夫な友人がいて、何年かに1回程度カラオケに行きます。

その時は、私はみゆきさん、彼女は最新のアニソンを歌いまくります。

互いに、知らない曲ばかりでも退屈することもなく、延々と歌いまくるという、他の友人に言わせるとシュールなカラオケを楽しむんです。

で、互いに聴いてないだろうと思っていたら、案外聴いていたりして驚くことがあります。

最近で一番驚いたのが、
「India Goose」
を歌い終わった私に、彼女が一言、

「鳥目なのに、夜に飛び立って大丈夫?」。

「へっ?」(・o・)?

思わぬ方向からのボールに、一瞬理解不能。

『♪飛び立て 飛び立て 夜の中へ』
(「India Goose」)

「え"っ、、、」(゜ロ゜;

続いて絶句。

正直、指摘されるまで考えたこともなかったので、頭は真っ白。

心の中で、「そこ、突っ込む?!」と突っ込みながら、何か答えなければと
「ほとんど、夜明けだから大丈夫じゃないかなぁ、、、」(^o^;)
などと、わかったような、わからないような説明をしてしまいました。

みゆきさん、変な説明をしてスミマセンm(__)m。

二人でも楽しいのですが、ヒトカラだと、そんなハプニングもなく楽しめます♪

そう、ヒトカラだと気兼ねも緊張もなく、歌いたい歌を楽しめるのですが、この日は少しだけ事情が異なり、大変緊張して歌った1曲がありました。

その曲というのが、
「旅人のうた」。

「一会」で、みゆきさんが鳴り響いていると、感動した曲です。

で、何で緊張するかと言うと、この曲、トラウマになってたらしく、珍しいくらいに聴かない曲になっていたんです。

特に、single version は。

2nd version は、アルバム「パラダイス・カフェ」(1996)に収録されているので聴きますが、ほとんど聴き流してました。

元々、シングルよりアルバムのほうが好きな、天の邪鬼なので、
"singles "シリーズは携帯プレーヤーに入っているけど、滅多に聴かないアルバムになってます。

そんなトラウマの原因は、ヒトカラなんて思いもよらない大昔に起こりました。

昔話に少々お付き合い下さいませ。

昔々、カラオケは仕事の延長でした。

会社の飲み会の二次会は、カラオケ。

とりあえず、二次会まで付き合うのが、最低の礼儀、暗黙の了解。

最初の仕事先では、とりあえず、一人1曲は歌うのが義務と化してました。

音痴だからは、通用しません。

その代わり、1曲歌えば後は自由。

歌いたい人(上司)は、ひたすら歌う。
 
こちらは、愛想笑いを浮かべて聴いているフリをして時間をやり過ごす。f(^_^;

で、そこで歌う1曲が難しいんですね。

趣味に走ると、間違いなくみんな引きます。

いくら好きでも、さくらももこさんのように、会社の飲み会で、みゆきさんの
「極楽通りへいらっしゃい」(「mss. M.」1985)を歌う勇気はありません。

『♪今日は何回頭下げたの ひとからバカだと言われたの
殴り返したい気持ちを貯めて あたしを笑いにきたんでしょ』
(「極楽通りへいらっしゃい」)

ももこさん、ドン引きされたそうです。(>_<)

私も最初の頃に一度、それこそ身の程知らずに、
「歌姫」を歌って、目一杯引かれたことがあります。(--;)

それ以降は、とりあえず、みんなが知っていて、ある程度ノリの良い曲を心がけるようにしました。

主に中森明菜さん、みゆきさんなら
「悪女」か、「ひとり上手」と決めていました。

仕事を変わっても、飲み会に関しては、変わりませんでした。

変わらないと言うより、悪化しました。

1曲では許してもらえないだけではなく、適当に選曲して、後輩に歌わせるのが好きな先輩がいたんです。

そんな先輩が選曲したのが、当時ヒットしていた「家なき子2」の主題歌
「旅人のうた」。

で、先輩が白羽の矢を立てたのが、私だったんです。

会社では、誰のファンかなんて話はしたことがなかったので、たまたま、「悪女」を歌った私を指名したみたいでした。

しかし私、みんなが見ているこの人気ドラマ「家なき子」が苦手で見てなかったんです。

主題歌だし、最初の何回かは見ましたが、ギブアップ。

なので、「家なき子2」に至っては、最初から放棄してました。

たぶん、曲だけを聴くために1、2回は見たとは思うのですが、それもよく覚えていません。

この飲み会が、シングル発売後かどうか、今となっては定かではないのですが、たぶん発売前だったような気がします。

シングル購入後も、あんまり聴いた記憶がないので。

で、音痴の私は、何度も何度も繰り返し聴いて覚えてないと、すぐに迷子(音外し)になるんです。

ドラマは見てないし、覚え込むまで聴いてないので、案の定1番の途中で迷子になってしまって、、、(TT)

指名した先輩にマイクを取り上げられてしまいました。(--;)

その時のことが、トラウマになって、
「旅人のうた」を無意識に敬遠していたみたいです。

「一会」で聴く少し前に、「歌縁」大阪公演で安藤裕子さんがこの曲を歌われたんですが、その時、本気で曲名と曲が私の中で、上手く繋がらなかったんです。

曲名を聞いても、歌われるまでどんな曲か出てこなかったし、歌い出しからやっと、この曲だったのかと思い至ったのでした。

だから、と言うわけではありませんが、最初「旅人の歌」と誤表記してしまいました。
(今は訂正してます)

「歌縁」で、上手く繋がらなかったのが不思議で、考えた末に、この昔話を思い出したんです。

そして、何気にトラウマになっていたようだと、思い至ったのでした。

本当に、考えれば考えるほど、聴いてないなぁ~って、思えてきて、、、f(^_^;

1990年代、「空と君のあいだに」と並ぶ、ミリオンセラーでオリコン1位獲得曲ですから、超メジャー曲として記憶にあるはずなんですが、、、。(^^;

「一会」で久しぶりに聴いて、曲調もみゆきさんの力強い歌声も、ドストライク!

"なんて、いい曲なんだ!"って、今更ながら感動したので、自分でも歌ってみたくなったんです。

だから最初から歌うつもりで行ったのに、何となく後回しにして、もうあんまり時間ないなぁってところで、思いきって歌ってみました。

たぶん、マイクを取り上げられて以来です。

最初こそ何か物凄く緊張しましたが、思いの外歌いやすくて、物凄く素直に声が出せて、気持ち良かったですねぇ~♪

「永遠の嘘をついてくれ」、
「宙船」、
「India Goose」
この3曲が、ストレス発散曲だったんですが、これからは、
「旅人のうた」
も加えようと思いました。(^o^)v

あんまり気持ち良かったので、この日の〆にもう一度歌ってしまいました。(笑)

カラオケ定番曲が1曲増えました。(^^)v

ちなみに、「旅人のうた」はトラウマになったのですが、それ以降、先輩に無茶ブリされなくなったような気がするので、悪いことではなかったのかもしれませんね。

そう考えたら、私って自意識過剰だったのね、と思えてきました。(笑)

何か、変な昔話に付き合わせて、スミマセンm(__)m。

お付き合い下さって、本当にありがとうございます。(^^)

では、また(^-^)
コメント (2)
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