身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

語りたがりのみゆきファン♪

2021-01-07 22:31:00 | 中島みゆきさん(その他)
夜会行きたいさんからも情報をいただいた「週刊現代」1/9・16号。
(*親切な方から、「週刊現代」が「週間現代」になっていると、ご指摘を受けまして、コソット訂正しました。
ありがとうございます。)
今回の特集は、
特別対談 竹田青嗣(哲学者)✖️桜木紫乃(作家)
"どマジで中島みゆき論
ユーミンではない、井上陽水でもない、この時代を生きるひとり特別な存在"。

私より、よほどマメに更新される"中島みゆきファンサイト"「週刊現代」ですね。(笑)
対談をされている
竹田青嗣氏は、大阪生まれの音楽への造形が深い大学院大学至善館教授。
桜木紫乃氏は、北海道生まれの直木賞作家。
お二人とも、熱く高尚な中島みゆき論を語り合っておられます。
詞の奥深さから声のバリエーションまで。
私も人のことは言えないと自覚してますが、みゆきファンは語りたがりだなぁと思いながら読ませていただきました。
みゆきさん本人が語らない分、ファンはもとより、色んな人が語りたくなる存在なんでしょうね。
興味がある方は、ご一読を。

また、HMVのフリーペーパー(333)が、『ここにいるよ』を特集していますので、ご紹介。
表紙は、みゆきさんとLittle Glee Monsterの裏表。
みゆきさん表紙をめくると、『ここにいるよ』の紹介記事。


HMVの店舗限定みたいです。
これも、ふみゆきさんのTwitterから仕入れた情報でした。
ふみゆきさん、ありがとうございます。

田家さん✖️師匠を、まだ聴けてないのですが、
「J-POP LEGEND FORUM」の第一夜が
"中島みゆきから世間へのエール
プロデューサーの瀬尾一三とともに振り返る"
というタイトルで、今日ネットにアップされました。
聴けない地域の方もいらっしゃるので、ありがたいサービスですね。
私は、ちゃんと聴いてから読もうと思っています。

緊急事態宣言が出されましたが、ストレスに負けず、自分なりに楽しんでいきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございます。
非常に寒くなってきましたので、くれぐれも、お身体にお気をつけくださいませ。
では、また。(^-^)
コメント (4)
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みゆきさんの声、その50『CONTRALTO-みゆきさんの声』①

2021-01-04 00:10:00 | 中島みゆきさん(声)
あけましておめでとうございます。(^^)v

今さら『CONTRALTO』?って思いますよね。f(^_^;
恥ずかし気もなく言いますと、それは、昨年書きかけてホッタラカシていたからです。 
それも、ホントにはじめの方で躓いて、そのまま、、、。
(決して、胸張って言えないんですが、、、)
新年のご挨拶をしなくては、と思いながらも挨拶以外にネタがない。
そこで、ホッタラカシになっているネタを新年のメデタイ雰囲気に紛れさせた、売れ残りを詰めた闇袋(福袋とは言えない)のノリで、UPすることにしました。
と言っても、まずは、書きかけていた3曲が辛うじてまとまっただけなのですが、、、f(^^;
なので、①にしました。
残りの曲は、今年中には書くつもりですので、、、。f(^_^;

『CONTRALTO』。

1曲目、
「終り初物(おわりはつもの)」。

"やすらぎの声"に、
"『♪おすそわけ』だからか、みゆきさんの声も、少し余所行き(よそゆき)の可愛いさを感じます。"
と書きました。
この余所行き感は、言葉の選び方にも表れていますね。
まず、タイトルにもなっている
『♪終り初物』。
この言葉の持つ特別感。
そして、私が、一番魅かれるのが、
『♪ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい
いろんな理由(わけ)がそれぞれあって
掛けうる言葉が足りない
『♪掛けうる言葉が足りない』
の文語調。
改まった感じで、古式ゆかしく優雅に響きます。
また、
『♪急いだ理由(わけ)を手紙に書いて
預けてゆくから読んでね』
と、わざわざ手紙を認(したた)める律儀さも愛しいです。
『♪おすそわけ』に込めた思いの丈が伝わってくる気がします。 
そう言えば、
『♪預けてゆくから』、
『♪過ぎゆく季節』
『♪遠くへゆくらしい』
『♪見送りにはゆきません』の
『ゆく』も文語調ですね。
そんな言葉の選び方と少し余所行きの歌声が、見事にマッチして聴こえます。
あくまで、私の感想ですよ。
そして、ラストの
『♪終り初物 季節見送り
会えなくなるから おすそわけ
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために』
これは、みゆきさんのラストツアーへの思いのような気がしてたんです。
だから、この状況は本当に不本意で、苦しいだろうなと。
私の勝手な妄想ですけどね。
更に、妄想をもう一つ。
『♪過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために』
というのは、みゆきさんの希いであり、このアルバムの根底に流れるもののような気がします。 

「終り初物」で穏やかになった気分が、ざわめく2曲目
「おはよう」。

最初に聴いた時、
「バラ色の未来」(『LOVE OR NOTHING』1994)
が、頭に浮かんだ曲です。
"強者どもが夢の音(声)"で、
"うん?この音の持っていきかたって、、、、"
と、既知感(みゆきさんの曲)を覚ると書いた曲が、この曲です。
「おはよう」というタイトルですが、朝の爽やかさはないですよね。
みゆきさん自身が
"英訳を見て"
と仰ってましたが、英訳のタイトルが
「Awakenings」
となっています。
weblio英和辞典には、
「目覚め・覚醒・自覚」
となっています。
歌詞も、
『♪おはよう~』のところは、
『♪Wake Up~』。
これ挨拶というより、命令形で
「目覚めろ」とか「目を覚ませ」という感じです。
この英訳を見た時に、頭の中を流れたのが、「片想'86」。
『♪目をさませ 早く 甘い夢から
うまい話には 裏がある
目をさませ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ』
(「片想'86」『歌暦』1986
って、私だけかな?
"残りのメガジャケット到着等々。"でも書いた、
川谷絵音氏曰く、
"『おはよう』と繰り返しながらも徐々に何かが終わっていくような切なさと怖さが同居したメロディが続いていく。
こんな悲しい『おはよう』を僕は聴いたことがあっただろうか。
心臓を直接つかまれたかのような衝撃があった"と。
この"心臓を直接つかまれたかのような衝撃"を実感したのが、
3月11日放送の「やすらぎの刻~道」の東日本大震災のテレビ中継を見ているシーン。
東日本大震災の映像は映らないのに、その緊迫感や恐怖が伝わってくるシーンでした。
テレビに見入る橋爪功さんと風吹ジュンさんの演技もお見事でしたが、川谷氏が指摘された"切なさと怖さが同居したメロディ"とみゆきさんの歌声が、より一層の緊迫感を醸し出していたと思います。
歌声と書きましたが、歌声は決して重くなく強くないんですよ。
歌い出しの歌声は、むしろ可愛い感じですし。
ただ、可愛いけれど、どこか無機質な印象を受けます。
その可愛いく無機質な歌声が、走るような曲調と相まって、不安感や焦燥感を与えているような気がします。

そんなザワつく2曲目から、心を落ち着かせてくれる3曲目
「ルチル(Rutile Quartz)」。

"The CONTRALTO"。 
この曲を聴いた時に、頭に浮かんだ言葉です。
気持ちよく、みゆきさんの歌声に浸る感じです。
みゆきさんの歌声風呂みたいなイメージ(笑)
歌声風呂で、「おはよう」の緊張感から解きほぐされる~っていう。(笑)
ゆったりと包み込まれる歌声ですね。
そんな歌声風呂で癒された(スミマセン、あくまでも私の勝手なイメージです)後の
『♪何処へ飛んでゆきたかったの
誰のことを想っていたの』
の声が、凄く胸にキュンときます。
高く細くなる声が、せつなくて、胸にキュンとくるんです。
歌声的には、ゆったり包み込むような水晶の中の、金の糸ように感じられて、凄く印象的な声で、好きです。

すみません、ここまでです。
1曲目、2曲目で、何度も躓いたのを何とか纏めて、3曲目をサラッと加えて力つきました。
この後は、またの機会に。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。(^^)
本年もよろしくお願いいたします。
では、また。(^-^)
コメント (2)
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