『♪あなたが泣くときは わたしは空を見よう
あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう』
「わたしの子供になりなさい」(わたしの子供になりなさい 1998)
先日、
「わたしの子供になりなさい」
をじっくりと聴く機会がありました。
そこで、元々好きだったこのフレーズが、沁々と沁みてきたんです。
この曲は、
『♪男には女より泣きたいことが多いから』や
『♪もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
わたしの子供になりなさい』
から、男性への癒しソングと捉えていたのと、みゆきさん歌声が重いので、あまりじっくりと聴いてこなかったんです。
そう言いながらも、最初に聴いた時から、
『♪あなたが泣くときは わたしは空を見よう
あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう』
のフレーズには、惹かれるものがありました。
久しぶりに、じっくりと聴いて、何故このフレーズが、好きなんだろう?沁みるんだろうか?と考えていて、頭に浮かんだ言葉が、タイトルの"距離感"なんです。
余計なことは言わず、ただ寄り添っていてくれる。
泣き顔を見ない、もしくは泣いてることにも気づかない風で、静かに空を見ていてくれる。
中々、実際にはできないですね。
性別関係なく、こんな風に人に接することができる人間になりたいと思います。
自分が泣いているとしたら、ベッタリ心配されるより、半ばほっておいてくれるほうが、ありがたいですね。
そして、一緒に空を見てくれる、あたたかさが沁みますね。
まさに、
『♪放っておいてほしい 見捨てないでほしい』
「風にならないか」(LOVE OR NOTHING 1994)
です。
このベッタリしない、さりげなく優しい"距離感"が、スゴく好きなんです。
心地よい"距離感"ですね。
それなら、2番の
『♪疲れているのなら だまって抱いていよう
おそれているのなら いつまでも抱いていよう』
は、嫌いかと言うと、そんなことはないです。
『♪だまって抱いていよ』
だからでしょうか、ベッタリとした感じはしないんですよ。
『♪ 気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を
赤子のように撫ぜられている 』
「カーニヴァルだったね」(心守歌 2001)
と、同じようなイメージなんです。
優しくて泣きたくなるようなメージですね。
その後の
『♪身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある
通りすがりの人なればこそ言える罪状もある』
は、絶妙な心理的"距離感"だなあと、思います。
で、このみゆきさんのさりげない"距離感"を感じるフレーズって、他にはないかな?と、考えたところ、最初に浮かんだのが、
『♪ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった
ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの』
「3分後に捨ててもいい」(夜を往け 1990)。
黙ってるのがいいと言いながら、何故この語りかけ?と、自分でも思うのですが、やはりこれもさりげなさが、好きなんです。
自分を知って欲しい、あなたを知りたい、どこか共感したい、という思いを軽くサラッと語りかけているように感じるんです。
『♪3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて 』
と続くと、その軽い語りかけが、いじらしく感じられるんですね。
実際に語りかけてるか、心の中だけか、相手はいるのか、いないのか、なんてことは、別にしてね。
押し付けがましくない、さりげない"距離感"みたいなものを感じます。
さりげない"距離感"で、次に浮かんできたのが、
『♪桜が咲きましたね 雪が来ますね
そんな話だけで1年が過ぎてもいい』
「ジョークにしないか」(問題集 2014)
前にも書きましたが、このフレーズは、何故だか涙ぐみそうになるくらい、染みるんです。
その何故かは、さりげなく優しい"距離感"を感じるからなんでしょうね。
また、同時に同じアルバムの「病院童」、
『♪「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい
1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい』
も、浮かんできました。
これは、さりげないと言うより、思いっきり優しい"距離感"ですね。
この思いっきり優しい"距離感"って、私がみゆきさんの歌に感じる"距離感"と同じなんですね。
その時々の気持ちに、いつも寄り添ってくれる。
まあ、自分勝手に、その時の気持ちやシチュエーションに、みゆきさんの歌を合わせているだけとも言えるんでしょうけどね。
どんな妄想をしようが、笑って許してもらえる(?)懐の深さに、本当に助けていただきました、感謝してます。(笑)
みゆきさんに、感謝したところで、今回は終わります。
お読み頂いた方々にも、本当に感謝してます。
ありがとうございます。(^^)
では、また(^-^)
あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう』
「わたしの子供になりなさい」(わたしの子供になりなさい 1998)
先日、
「わたしの子供になりなさい」
をじっくりと聴く機会がありました。
そこで、元々好きだったこのフレーズが、沁々と沁みてきたんです。
この曲は、
『♪男には女より泣きたいことが多いから』や
『♪もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
わたしの子供になりなさい』
から、男性への癒しソングと捉えていたのと、みゆきさん歌声が重いので、あまりじっくりと聴いてこなかったんです。
そう言いながらも、最初に聴いた時から、
『♪あなたが泣くときは わたしは空を見よう
あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう』
のフレーズには、惹かれるものがありました。
久しぶりに、じっくりと聴いて、何故このフレーズが、好きなんだろう?沁みるんだろうか?と考えていて、頭に浮かんだ言葉が、タイトルの"距離感"なんです。
余計なことは言わず、ただ寄り添っていてくれる。
泣き顔を見ない、もしくは泣いてることにも気づかない風で、静かに空を見ていてくれる。
中々、実際にはできないですね。
性別関係なく、こんな風に人に接することができる人間になりたいと思います。
自分が泣いているとしたら、ベッタリ心配されるより、半ばほっておいてくれるほうが、ありがたいですね。
そして、一緒に空を見てくれる、あたたかさが沁みますね。
まさに、
『♪放っておいてほしい 見捨てないでほしい』
「風にならないか」(LOVE OR NOTHING 1994)
です。
このベッタリしない、さりげなく優しい"距離感"が、スゴく好きなんです。
心地よい"距離感"ですね。
それなら、2番の
『♪疲れているのなら だまって抱いていよう
おそれているのなら いつまでも抱いていよう』
は、嫌いかと言うと、そんなことはないです。
『♪だまって抱いていよ』
だからでしょうか、ベッタリとした感じはしないんですよ。
『♪ 気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を
赤子のように撫ぜられている 』
「カーニヴァルだったね」(心守歌 2001)
と、同じようなイメージなんです。
優しくて泣きたくなるようなメージですね。
その後の
『♪身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある
通りすがりの人なればこそ言える罪状もある』
は、絶妙な心理的"距離感"だなあと、思います。
で、このみゆきさんのさりげない"距離感"を感じるフレーズって、他にはないかな?と、考えたところ、最初に浮かんだのが、
『♪ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった
ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの』
「3分後に捨ててもいい」(夜を往け 1990)。
黙ってるのがいいと言いながら、何故この語りかけ?と、自分でも思うのですが、やはりこれもさりげなさが、好きなんです。
自分を知って欲しい、あなたを知りたい、どこか共感したい、という思いを軽くサラッと語りかけているように感じるんです。
『♪3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて 』
と続くと、その軽い語りかけが、いじらしく感じられるんですね。
実際に語りかけてるか、心の中だけか、相手はいるのか、いないのか、なんてことは、別にしてね。
押し付けがましくない、さりげない"距離感"みたいなものを感じます。
さりげない"距離感"で、次に浮かんできたのが、
『♪桜が咲きましたね 雪が来ますね
そんな話だけで1年が過ぎてもいい』
「ジョークにしないか」(問題集 2014)
前にも書きましたが、このフレーズは、何故だか涙ぐみそうになるくらい、染みるんです。
その何故かは、さりげなく優しい"距離感"を感じるからなんでしょうね。
また、同時に同じアルバムの「病院童」、
『♪「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい
1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい』
も、浮かんできました。
これは、さりげないと言うより、思いっきり優しい"距離感"ですね。
この思いっきり優しい"距離感"って、私がみゆきさんの歌に感じる"距離感"と同じなんですね。
その時々の気持ちに、いつも寄り添ってくれる。
まあ、自分勝手に、その時の気持ちやシチュエーションに、みゆきさんの歌を合わせているだけとも言えるんでしょうけどね。
どんな妄想をしようが、笑って許してもらえる(?)懐の深さに、本当に助けていただきました、感謝してます。(笑)
みゆきさんに、感謝したところで、今回は終わります。
お読み頂いた方々にも、本当に感謝してます。
ありがとうございます。(^^)
では、また(^-^)