身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんドラマー書き忘れなどアレコレ

2019-04-22 01:42:13 | 独り言&みゆきさん
前回、「平成30年間で最もヒットドラマの主題歌を務めたアーティスト」
(1位 中島みゆき 6本)
の正解を求めた記事を書きました。

正解と思しき、平均視聴率20%以上の作品は、
「家なき子」H6(1994)24.7%(「空と君のあいだに」)
「家なき子2」H7(1995)22.5%(「旅人のうた」)
「聖者の行進」H10(1998)20.9%(「糸」「命の別名」)
「Dr.コトー診療所2004」H16(2004)23.0%(「銀の龍の背に乗って」)
Dr.コトー診療所2006」H18(2006)22.4%(「銀の龍の背に乗って」)
「マッサン」H26(2014)21.1%(「麦の唄」)
の6本でした。

上記以外のドラマの視聴率が知りたい方は、
"正解を求めてー失敗も明かしてf(^^;"
をご覧くださいませ。
(リンクの練習です。f(^^;)

と、前回のおさらいからはじめたのには、いくつか理由があります。

一つは、書き忘れたことが2つありまして。

まず、6本まとめた際に横着をして番組名以外の詳細を省いてしまったこと。

なので、番組放送年、視聴率、主題歌を加えた6本を再表示しました。

こうしてみると、1900年代、2000年代、2010年代の3年代で視聴率20%以上のドラマの主題歌を提供してるのが、わかるんですよね、
というのを、書き忘れていたんです。

また、もう一つ忘れていたのが、
H22(2010)4.21~6.23「アザミ嬢のララバイ」(*「アザミ嬢のララバイ」)視聴率不明

疲れた女性の身体と心をホッと癒すことを目指した、毎日放送制作の深夜ドラマでした。

主題歌に起用というより、タイトルが、「アザミ嬢のララバイ」というド直球なドラマを書き漏らしてしまって、、、トホホです。(-_-;)

で、姑息ですが、コッソリ付け加えました、すみません。f(^^;

これ以外でも、忘れているドラマがあるかも、、、( ̄0 ̄;)

もし、あったら、また、コッソリ付け加えているかもしれません。

その時は、ちゃんと白状しますので、お許しください。f(^_^;

さて、みゆきさんのドラマ主題歌と言えば、「やすらぎの刻~道」で、遂に「進化樹」がかかりました。

菊村栄(石坂浩二)の脳内ドラマ「道」編の主題歌という位置付けみたいですね。

終の住み家の「やすらぎの郷」が舞台のの時は、静かに沁みてくる「慕情」。

時代は古くても、若者たちが主役の「道」の時は、どこか懐かしくて力強い「進化樹」。

そんな使い分けなのでしょうかね?

「離郷の歌」は、文字通り公平としのが、故郷を離れる時までお預けのような気がします。

だとすると、CD発売は、夏か秋でしょうか?

気長に待つことにいたしましょう。(^^)

また、夏と言えば、夏に放送される
"北海道150年記念ドラマ
「永遠のニㇱパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~ 」"
のナレーションを担当されることが発表されました。

放送は、北海道で先行放送されるみたいです。

★北海道先行放送 
2019年6月7日(金) 
NHK総合 午後7時30分
★全国放送    
2019年7月15日(月・祝) 
NHK総合 午後7時30分
※BS4Kでも別途放送予定

みゆきさん曰く、
"丁寧なダメ出しをいただきまして、
甘くない仕事だわとつくづく反省いたしました。"
とのことです。(笑)

「やすらぎの刻~道」は、1年間楽しめますし、ゴールデンウィークからはじまる「夜会工場VOL.2」劇場版、夏のドラマ(ナレーション)、CDと楽しみが目白押しですね。(^o^)/

ゴールデンウィークからはじまる「夜会工場VOL.2」劇場版と言えば、社会学者の古市憲寿氏の推薦インタビュー記事が出ていて驚きました。

古市氏のことは、あまり知らなかったのですが、みゆきさんファンだったんですね。

このインタビュー記事を読んでると、冷静なみゆき愛が伝わってきて、イメージが変わりました。

よく炎上してるみたいなので、回りをバカにしてるエリート意識の強い人かと思ってたんです

よく知りもしないで、勝手なイメージを抱いていて、ごめんなさい。m(_ _)m

思い込みの激しい田家さん(田家さん、ごめんなさい)より、説得力があって共感できるインタビュー記事でした。

1985年生まれの古市氏は、1994年放送の「家なき子」シリーズ「空と君のあいだに」、「旅人のうた」で、みゆきさんを意識したそうです

「聖者の行進」の「糸」と「命の別名」も印象深かったようで、
"僕にとっての中島楽曲との接点は、1990年代のテレビドラマからはじまりました"
と語られてます。

また、みゆきさんのどこに惹かれたをきかれて、

"初めは曲のメロディかな。
基本的にキャッチーで、とても聴きやすい。
それと、ドラマや番組の世界観に寄り添って作るのがすごくうまいアーティストだと思うんですよね。
番組のテーマに対して直球の曲、書かれている気がします。"

続く、
"「マッサン」の「麦の唄」もそうですよね。
並みのアーティストには、「麦の唄」という曲を作る勇気はない気がします。
もっとカッコつけちゃうでしょ。"
とのお言葉に吹き出しそうになり、

そう言いながらも、
"どんなに作品に寄り添っても、きちんと『中島みゆきの曲』になっていますよね。
だから番組が終わっても、曲は歌い継がれている。"と。

理路整然としてて、解りやすい!

これ以外にも、「夜会」については勿論、「夜会工場」での「産声」の
『世界中どこの国でも、生まれて最初に泣く声の高さは同じAの音なんだそうです』というMCのことなど、本当によく観て、よく聴かれているんだなあと思う話の数々でした。

その中でも、イメージが一番変わったのは、
"中島さんはいかに逆境に立ち向かっていくか、挫折してもどう立ち上がるかを表現してきた方ですよね。
デビュー2曲目の「時代」からして
『♪今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ』
と歌ってますからね。
「重き荷を負いて」という曲に
『♪がんばってから死にたいな』
って歌詞があるんですけど、大前提としてがんばらなきゃいけないんですよ。
中島さんの歌詞には
「絶対大丈夫」とか「全部うまくいく」とか安易な励ましはない。
あくまでがんばってるけど報われない人に対する応援歌なんですよね。"
と語られてるところです。

先に書いたように、学者さんだし、挫折したことのないエリート意識の強い、『がんばる』なんてダサいと思ってる人だと勝手に思ってたもので、意外でした。

田家さんのこと言えませんね。

己の思い込みを反省です。f(^^;

さらに、古市氏は、みゆきさんの楽曲を
"一見すると、すごくわかりやすいんです。
メロディはキャッチーだし、歌詞も、わかりやすい言葉でわかりやすいことを歌ってる。
だけどそこには余白があり、テーマがある。
だから何回でも聴いて歌詞の意味を考えてみようと思えるんですよね。
しかもその歌詞が人生のさまざまなステージで意味が違うように響いてくる"
と、解説されてます。

解りやすく核心を突く、流石、学者さんですね。

お見それしました、失礼しました。m(_ _)m

古市先生に、脱帽です。f(^_^;

最後に、私が一番好きなドラマ主題歌を。

「Dr.コトー」シリーズの「銀の龍の背に乗って」です。

この曲は、楽曲としてというより、「Dr.コトー」のエンディングで流れる曲として好きなんです。

ドラマのラストに、溶け込むようなイントロと少しか細いみゆきさんの声。

『♪あの蒼ざめた海の彼方で』

最初に聴いた時は、歌い出しの一声に、鳥肌がたつくらいゾクゾクさせられました。

それ以降も、ラストで「銀の龍の背に乗って」が流れる度に、心が震えるんです。

ドラマの余韻や感動が、そのまま曲へと移行していく、そんな感じがしていました。

"ドラマの世界観に寄り添う"と言う古市氏の言葉通りのエンディングだと思います。

で、その感動をもう一度味わいたくて、
「Dr.コトー診療所2004」を購入(手に入るのはまだ先ですが)しました。f(^^;

今、観ても同じように感じるのかは、わかりませんがね。

最後は、蛇足でしたね。f(^_^;

これで、みゆきさんのドラマについて書き残したことは、今のところないと思います。

ただ、リンクに関しては、まだまだ研究しなくは、、、(-_-;)

どうやっても、旧アプリのようにURLをむき出しにせずに、リンクを張ることができなかったのです。

なので、何かカッコ悪いけど、URLむき出しで失礼しました。f(^^;

日々精進は続く、ですね。

それでも、お読みいただいて、ありがとうございます。(^^)

では、また。(^-^)


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正解を求めてー失敗も明かしてf(^^;

2019-04-15 00:48:58 | 中島みゆきさん(ランキング)

"お稽古着のはなし3"にチラリと書いた「平成30年間で最もヒットドラマの主題歌を務めたアーティスト」の正解を求めて色々検索してみました。

この記事には、"平成元年からの30年間で、特に平均視聴率が高かったテレビドラマ上位150本の主題歌"が対象とあります。

その記事で、視聴率上位ドラマ主題歌を多く担当したアーティストとして、

1位 中島みゆき 6本

"主題歌を務めたドラマのうち、6本が視聴率20%以上を記録しており、「家なき子」(「空と君のあいだに」)や比較的最近だと「Dr.コトー診療所」シリーズ(銀の龍の背に乗って」)などがよく知られている"と書かれています。

そして、平均視聴率の高いアーティストでも、

5位 中島みゆき 25.68%

ただ、その視聴率上位150本については割愛されています。

その"上位150の記事"はないかと、"平成ドラマの平均視聴率ベスト150"とか"平成ドラマ視聴率"とか色々検索したのですがわかりませんでした。

なので、平成元年(1989)以降に、みゆきさんが主題歌を担当したドラマとその視聴率を検索して書き出すことにしました。

で、書き出してみて、自分がいかに間違っていたかが、わかりました。

軽い気持ちで、知ったかぶりして書くと恥をかくという結果になってしまいました、、、(-_-;)

正解(らしきもの)と間違っていた部分については、後でまとめます。

まずは、書き出したものをご覧くださいませ。

また、書き下ろし主題歌だけでなく、スペシャルドラマの主題歌に起用された場合も書き出してます。

平成(西暦)月.日~月.日 ドラマ名(「曲名」無印は担当、*は起用)平均視聴率(最高視聴率)ー20%以上☆

H4(1992)7.2~9.17 「親愛なる者へ」(「浅い眠り」)16.6%(24.4%)☆

H6(1994)4.16~7.2 「家なき子」(「空と君のあいだに」)24.7%☆(37.2%)☆

H7(1995)4.15~7.8 「家なき子2」(「旅人のうた」)22.5%☆(31.5%)☆

H8(1996)10.16~H9(1997)3.26 「はみだし刑事-情熱系-」(「たかが愛」)15.5%(18.9%)

H9(1997)10.8~H10(1998)3.25 「はみだし刑事-情熱系-PARTⅡ」(「愛情物語」)16.4%(18.8%)

H10(1998)1.9~3.27 「聖者の行進」(*「糸」「命の別名」)20.9%☆(22.1%)☆

H11(1999)10.16 「終のすみか」(*「孤独の肖像1st.」)不明

H15(2003)7.3~9.11 「Dr.コトー診療所」(「銀の龍の背に乗って」)19.0%(22.3%)☆

H16(2004)1.9~1.10 「Dr.コトー診療所 特別編」(「銀の龍の背に乗って」)19.75%(21.0%)☆

H16(2004)11.12~11.13 「Dr.コトー診療所2004」(「銀の龍の背に乗って」)23.0%☆(23.3%)☆

H16(2004)11.27 「海峡を渡るバイオリン」(*「二雙の舟」)16.4%

H17(2005)11.24~11.26 「女の一代記」(*「命のリレー」) 18.1%(19.8%)

H18(2006)1.12~3.9 「松本清張 けものみち」(*「帰れない者たちへ」)14.7%(16.4%)

H18(2006)10.12~12.21 「Dr.コトー診療所2006」(「銀の龍の背に乗って」)22.4%☆(25.9%)☆

H19(2007)1.12 「女の一代記-向井千秋~夢を宇宙に追いかけた人~」(*「命のリレー」)9.7%

H22(2010)4.21~6.23「アザミ嬢のララバイ」(*「アザミ嬢のララバイ」)不明

H23(2011)10.16~12.18 「南極大陸」(「荒野より」)18.0%(22.2%)☆

H24(2012)10.10~12.18 「東京全力少女」(「恩知らず」)7.7%(9.7%)

H24(2012)12.17 「忠臣蔵~その義その愛」(「走」)6.4%

H26(2014)9.29~H27(2015)3.28 「マッサン」(「麦の唄」)21.1%☆(23.5%)☆

H26(2014)10.11 「東京にオリンピックを呼んだ男」(*「鷹の歌」)5.1%

H29(2017)4.3~9.29 「やすらぎの郷」(「慕情」)5.8%(8.7%)

以上、「中島みゆきオフィシャル・データブック」とWikipediaを主な検索材料にしてます。

平均視聴率20%以上は、
「家なき子」
「家なき子2」
「聖者の行進」
「Dr.コトー診療所2004」
「Dr.コトー診療所2006」
「マッサン」
の6本でした。

なので、この6本が正解なんじゃないかと思います。

ただ、「Dr.コトー診療所2004」はスペシャルドラマなので、少し引っ掛かるんですが、記事にわざわざ"「Dr.コトー診療所」シリーズ"と書いてあるので、このスペシャルドラマも含むんじゃないですかね。

正解と思われる結果がでたところで、失敗の告白と反省です。(TT)

書き出してみて気づいた間違いから、白状します。(((^^;)

番組名を間違ってました。(-_-;)

「はみだし刑事-純情系-PARTⅡ」は間違いで、「はみだし刑事-情熱系-PARTⅡ」(「愛情物語」)が正解です。

書き出して初めて、間違いに気づいて、姑息に"お稽古着のはなし3"を訂正しました。f(^^;

その前に、「はみだし刑事-純情系-」(「たかが愛」)を完全に忘れてましたし、、、(-_-;)

失礼いたしました。m(_ _)

また、miyaさんに、ご指摘いただいたように、「南極大陸」ではなく「聖者の行進」が20%越えでした。

流石、miyaさん、ありがとうございました。

「聖者の行進」は、内容が重かったので20%以上あるとは思っていませんでした。

出演者が豪華な「南極大陸」の方が、視聴率が高いと思い込んでいました。

先入観ですね、反省、反省。f(^^;

変に知ったかぶりして、適当に6本書いてはダメですねぇ~(>_<")

ホントに、お恥ずかしい、、、( ̄0 ̄;)

miyaさんがお好きな
「雨月の使者」は、昭和62年(1987「雨月の使者」)なので、対象にはなっていませんでした。

唐十郎作、NHK3部作、「安寿子の靴」S59(1984「安寿子の靴」)、「匂いガラス」S61(1986「匂いガラス」)、「雨月の使者」S62(1987「雨月の使者」)は、いずれも昭和の作品でした。

まあ、いずれも視聴率不明でしたが。

そして、H31(2019)4.8~
「やすらぎの刻~道」(「慕情」「進化樹」「離郷の歌」)。

第1週目の主題歌は、「慕情」でしたね。

舞台が"やすらぎの郷"の時は主題歌が「慕情」なんでしょうかね?

やっぱり「慕情」が、しっくりくるなぁ~と思いましたけどね。

舞台が「道」に変わると新曲になるんでしょうか

それとも、新しい入居者が出てきたら変わるのかな?

第2週も楽しみにしていましょう!

最後に、改行についてのお詫びです。

改行が思ったようにいかないので、読みにくいかもしれません。(TT)

一行あけで書いてるんですが、プレビューで見ると二行以上あけてるみたいに見えるんですよ。

UPしたら、チャンとなっていたらいいのですが、、、(-_-;)

まだまだ、わからないことがある新アプリです。

見にくかったら、すみません。m(_ _)m

それでも、お読みいただいて、ありがとうございます。(^^)

では、また。(^-^)


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桜の樹の下で

2019-04-09 22:02:04 | 独り言
新アプリに悪戦苦闘、四苦八苦、、、(;゜∀゜)

何とか慣れるためにも鍛練、鍛練。

というわけで、今回は写真を載っけることにします。

写真の練習です。 

で、春になると、梅が好きと言いながら、桜の写真をUPしまう私。

それも、大島桜が好きと言いながら、ソメイヨシノを。f(^_^;



桜の樹の下から見上げた写真です。

先に明るい光が見えるよう祈りを込めて。

って、何か写真の練習くらいで、何を大袈裟なですよね。

でもね、この記事をUPするまでに、貼った写真を変えたくても削除できなくて、何回か記事そのものを削除して書き直しているんです。

写真を貼ることはできても、削除することができなくて、四苦八苦。

未だに、削除の仕方がわからなくて、、、(-_-;)

この新アプリ、光が見えるようになるんだろうか、、、(TT)

先に光が見えるように、試行錯誤、七転八倒、ガンバります!

最後に、桜の樹の下で咲いている夜桜を。



練習にお付き合いいただき、ありがとうございます。(^^)

では、また。(^-^)

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チャアさま、楽しい笑い声をありがとうございました。

2019-04-01 00:53:10 | 独り言

2019年3月28日、白石冬美さんがご逝去されました。

「ビッグX」(1964)のニーナ役でデビューされた、アニメ声優界のレジェンドです。

私が、白石さんの声を意識したのは、再放送で見ていた「W3(ワンダースリー)」(1965)だと思います。

この「W3」のボッコ隊長(ウサギ)が大好きだったんです。

ただ、その頃は、同時期(1968頃)に放送されてた「怪物くん」や「巨人の星」の明子姉ちゃんが、同一人物の声とは気付いていなかったんですけどね。

それ以外にも「サイボーグ009」の001イワン(1968)、「あしたのジョー」のサチ(1970)、最近(?)では「機動戦士ガンダム」のミライ(1979)や「パタリロ」のパタリロ(1982)等々、数えきれないほど声の出演をされてきた方です。

この子供の頃から慣れ親しんだ声が、ラジオから聞こえてきたのは、中学生になりたての頃でした。

小学6年頃からラジオを聞き始めて、中学生になった時には、家族が寝静まった深夜にも聴くようになっていたんです。

そんな深夜に、ラジオのダイヤをいじっていると、昼間は聞き取れない地方の放送が聞こえてくることがあります。

そうして、出会った(聞き会った?)のが、TBSラジオの「パックインミュージック」。

雑音混じりで、番組表にも載っていない放送を聴くのは、何かスリルがあってワクワクしたものです。

特に金曜日(木曜深夜)の「ナッチャコパック」(野沢那智・白石冬美)が好きで雑音にも眠気にも負けず、夢中で聴いていました。

翌日の授業中は死ぬほど眠かったんですけど、それでも部活までして何とかもっていたのは、若かったからでしょうね。

みゆきさんのオールナイトニッポンが、始まる前のことです。

「ナッチャコパック」で、みゆきさんの歌を聴いた記憶はないのですが、間違いなく中島みゆきという存在を知ったのは、ラジオからでした。

と、みゆきさんのことは置いときます。

「金パ」こと「ナッチャコパック」のことを。

「ナッチャコパック」とは、アラン・ドロンの声などで有名だった野沢那智さん(ナッチャン/2010年没)と先に書いたようにアニメで活躍していた白石冬美さん(チャコちゃんまたチャアさま)の二人による2時間番組(AM1:00~3:00)。

『お題拝借』という、どこかで聞いたことのあるお便りコーナーが中心で、ミニドラマなんかもやっていました。

『お題拝借』のお便りを読むのは、ナッチャン。

ナッチャンの名人芸で、読み上げられるお便りに、笑い声で合いの手を入れるのが、チャアさまこと白石冬美さまでした。

(何故か私の中では、野沢那智さまは、ナッチャンなんですが、白石冬美さまはチャアさまなんです)

そんなチャアさまの笑い声が、凄く好きだったんです。

チャアさまの笑い声を聴くと、イヤなことがあっても忘れて、元気になれたんです。

落ち込んでても、チャアさまの笑い声につられて、楽しい気分になるんです。

そんな、心を軽くしてくださる笑い声が、本当に大好きでした。

そのパックインミュージックも、1982年に最終回をむかえます。

その後も、二人の名コンビぶりを惜しむ声が多くて、何故か放送局が変わって番組をされたりもしていたみたいです。

ただ、私は、パックインミュージック以降の番組は、聴いていません。

あの時間に聴くことが、楽しかったものですから。

しかし、終了直後はロスになりました。

「パックインミュージック」の本、「もう一つ別の広場」シリーズや、チャアさまの著書「十二人の猫たち」を買い揃えたりもしましたしね。

チャアさまの訃報を知って、それらの本を何十年振りかで、本棚の奥から出してきて読んでいたら、無性にその頃のことが書きたくなったというわけです。

お付き合いいただいて、ありがとうございました。

最後に、チャアさま、ステキなお声と楽しい笑い声をありがとうございました。

先に逝かれたナッチャンと、あちらで、名コンビを復活させてくださいませ。

心よりご冥福をお祈りいたします。

ありがとうございました。

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