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身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その21「やばい恋』

2014-09-28 01:21:00 | 中島みゆきさん(声)
"ff " の続きというより、"カッコいい歌"として、
「やばい恋」(EAST ASIA 1992)
を。

「やばい恋」(EAST ASIA )
は、初めて聴いた時から何となくカッコいいなと思ってた曲です。

みゆきさんの声、その20"ff " 「 見返り美人」で、取り上げようか最後まで迷った曲でもあります。

曲調は、"pp " とは言えないと思いますが、歌声は"ff " の激しさはないし。

それなら、最後に書いた"カッコいい歌"として書こうと。

男女の際どい心理状態を描いているのに、前に書いた"ザ・女"に入れるほど、歌声も歌い方も生臭くない。

私の中で曲調に似たイメージがある(この曲もカッコいいと思います)、
「遠雷」(夜を往け 1990)
の色っぽく甘い歌声や歌い方とは対象的に、色っぽさの手前のかわいさが感じられる歌声で、生々しさを排除している気がします。

淡々と畳み掛けていく歌い方に、理性と感情のせめぎあいというか、理性で感情をコントロールしようとして、果たせない焦燥感を感じます。

『♪非常ベルが鳴り続けている
 心の中ではじめから』
 
非常にクールで、理性的だと思える女性が、

『♪頼み込んでいてもらう男なんかいらない
そんなふうに言えなくって泣く やばい恋』

って、本音(カッコつけたいのも本音、言えないのも本音)を吐くところが、愛おしくなります。

瀬尾師匠のアレンジがカッコいいんですが、そのアレンジを生かす抑え気味の歌声と歌い方が、見事に心理状態を表していると思います。

同じく瀬尾師匠アレンジの
「遠雷」
は、反対に情感たっぷりに歌うことで、
『♪せつなく乱され』る
心理状態が伝わってきます。 

その他に、瀬尾師匠アレンジではない曲で、淡々とした歌い方が、同じように"カッコいい"と思ったのが、
「シニカル・ムーン」(はじめまして 1984)。

アレンジは、キーボードでお馴染みの倉田信雄氏です。

不安感を煽るような淡々とした歌い方が、カッコいいなと思った曲です。
 
『♪シニカル・ムーン シニカル・ムーン』
の引きずるような歌声と歌い方に、妙に惹かれます。

全く関係ない時に、フッと頭の中に湧いてくるフレーズなんです。

視点の主が男か女かわからない不思議な感じがする曲で、それも惹かれるところなんです。
(わからないのは、私だけでしょうか?)

これ以外にも"カッコいい歌"は、たくさんあるんですが、今回は私の中でイメージ的につながる曲を挙げてみました。

他の"カッコいい歌"は、またの機会に書きます。

ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)




















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