春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ケヤキの巨樹 34 樹齢500年

2018-09-12 | 巨樹
調神社境内の外、浦和県道と脇道の交差する場所に樹齢500年、幹周り7.4m 樹高28m
のひときわ目立つケヤキの巨樹の姿を見ることができます。 何と数十年見てきた幹コブが落下してます。 幹にひどい傷跡が見えてます。
去年見たときは幹コブに、結束バンドが占められ、落ちないようにさらに黒シートをかぶせ、雨を防いでましたが、驚きました。



幹コブが落下して幹に大きな傷跡を残しました。
下の写真が去年の撮影で、大きさが1m以上もあり巨大なコブで、下の人面コブが苦しそうな表情を見せてます。
ケヤキの巨樹には、多くの幹コブが発生いたします。地中のバクテリアが幹に入り、繁殖するにつれてコブを作り
巨大化してケヤキと同化して大きくなります。 本来は根元に繁殖しますが年数をかけて、上部に上がってゆきます。
そして2次コブを作り上げるのです。











ケヤキの多くがコブを発生いたします。特有のコブで防ぎ様が難しいと言われてます。その場所から腐ります。
樹医曰く、表面を剥ぎ取り、接着塗りをする、この方法もあると言われてます。今までは黒の保護シートが覆われて見られなかった幹の
側面が見られ、これほど大きな腐りがあったとは驚きました。下の写真。 



     




埼玉県庁には、緑自然課があり、早急に対処を試みると聞いてます。 














ケヤキの巨樹、巨木林 調神社

2018-09-12 | 樹木
さいたま市浦和区に有る、調(ツキ)神社の境内には数多くのケヤキの巨木林が
見られます。これほどの数が境内の中、それも見上げるほどの巨木が存在いたします。調神社を簡単に説明します。難しいことは省きます。
建立は925年、祭神がウサギさんです。 入り口には狛犬ではなく狛兎です。 また手水舎の清めの水を出すのが、本来は龍ですが
調神社はウサギ様です。  多くの方が頭をなでるので、磨り減ってます。 ツキと言われることから勝負事の神とのことで
多くの人が参拝します。 またパワースポットの場所で、ケヤキの巨木に手を添える参拝客の多さも目に付きます。

境内の場所場所でケヤキの巨木を撮影してみました。 久しぶりの参拝です。










入り口の両脇の狛兎。






手水舎の巨大な祭神も兎を表してます。うらわ区でかつて建設工事をするときは必ずこの調神社に
安全祈願のために工事関係者の多くが参拝をいたしました。完成のときもやはり同じでした。 






本殿です。




            


根廻の巨大さなどが長年の生き抜いてた証です






埼玉県の県木はケヤキです。 日本一のケヤキの街路樹が18キロに続く浦和から所沢街道、
や社寺仏閣の参道の両脇の樹木も埼玉では多くがケヤキが植栽されてます。