春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

皇帝ヒマワリ 開花

2019-12-20 | 植物、花


畑の中央の小屋の前に
通過する道から見えるのが、皇帝ヒマワリと感じてましたが

一向に花が咲かず、本日も何気なく見て通過したところ、黄色の
花らしきものが見え隠れ、慌てて路肩に駐車して、近づくと

はるか3m上空に花を咲かせてます。 一部は葉などは霜枯れで茶になる寸前。
よくぞ咲いてくれました。 冬のヒマワリ見上げる空に鮮やか。
蕾もついて来年まで咲くなんて、まさに皇帝。
 






     






     






    






     





























11月の終わりごろに
この畑に咲いてた皇帝ダリアはすでに刈られてしまいました。




   

           

























  






早春の花 満月ロウバイ 開花

2019-12-19 | 樹木


川口振興センター内の
満月蝋梅が咲き始めてます。 沢山の蕾を確認してたのを知ってましたが

もう開花してるとは正直驚きでした。 ソシンロウバイの実生から選抜された、
花弁が丸みを帯び、濃い黄色、枝が柔らかく枝物として扱いやすく

過去に安行川口市内の園芸業者によって命名された早春の樹木の花。
特徴は大輪、丸弁、早咲きの濃い澄んだ黄花。蝋梅の園芸品種で 
 
両者の区別はとても難しく個体差の違いが多く出ると言われてます。
違ったタイプの花を微妙に咲かせます。














      






 





隣にソシンロウバイの樹木がありますが
全く蕾がみえません。葉もまだ緑色でこれほど違います。満月蝋梅は上空の
枝に沢山の蕾が絡んでます。  参考にロウバイの花を載せておきます。
季節の花の樹木たちはもう来年の準備をしてます。 川口振興センターより。






     







      












   






プラタナス並木 冬枯れ

2019-12-18 | 樹木

日中は12月の中旬にしては
暖かな陽気でした。午後から急な配達が入り、都内に入る、今日は

軽トラ配達、小回りが利く軽トラ積み荷が多くないときは重宝する
車両で大好きです。 大型車に乗るよりは気分的にも楽ですが
安全運転は欠かせません。  配達を終えて帰宅途中の都内の新宿通り、

時刻は3時半、思い切って少し遠回りですが大木土門から入る。
4時半の閉門ですが、何年ぶりに遅い時間帯に入場。

でも昔は何度も遅い時間に入り駆け足で園内巡りをした
ことがあり、今日はプラタナス並木 正門近くの、アメリカスヅカケの巨樹

更にラクウショウの森、約35分で撮影、日が落ちる最高の景色を眺める。
新宿御苑もこの時間帯になると見物客はまばらでした。
















































日が傾き始めると枯葉の色と
樹皮の色が何とも言えない美しさを見せてくれます。樹木の影が伸びて
冬枯れの姿を一層鮮やかに見せてくれます。 8列、160本、プラタナスの並木は

列ごとに表情が違います。葉をすべて落とした並木、未だに枯葉をまとう並木。
落ちる太陽に輝く姿を久しぶりに見ました。




剪定をしてない100年樹齢の同期のモミジバススカケ(プラタナス)は巨樹となり
御苑の中では最も多い大きな樹木となり各所に見られます。















  







この時期のラクウショウは
鳥羽葉を地表に落とし、紅朽葉色の絨毯を広げ、気根も一層鮮やかさを見せてくれます。







   






最後の御苑内かもしれないので
今日立ち寄りました。落ちる夕日の中でいつもの御苑と違った風景を見せてもらいました。
久しぶりに園内をスニーカーで走りました。 





























冬桜 安行金剛寺

2019-12-17 | 樹木

安行地区朝から雨、
昨日の剪定道具を磨きにかけたり、刃物砥ぎ、その他整備を倉庫の中で行う。

昨日の快晴が幸運でした。暫く天候が悪そうです。昨日の作業日報を書くのが
自分の仕事。役所の写真添付もある作業は気を使いますが、

安行地区の仕事の日報はある程度、一任されてるので慣れてます。

昨日昼休みに出かけた安行地区の金剛寺の風景を載せて見ます。
この場所は近くなのですが、久しぶりの撮影です。何といっても、お寺様に入るのには

参道を車で300mを走ります。紅葉は最盛期が終わりましたが、まだ見られます。
駐車場の脇に咲く、冬桜が青空にとても綺麗でした。
紅葉の素敵な参道、植木の開祖、金剛寺をわずかな時間ですけれど、満喫いたしました。



























    




   









イロハモミジは下から見上げるのが
一番の鮮やかさを見ることが出来ます。 すでに葉を見ると葉先がチジレ、
葉形の美しさが終わりのが多数みられる、紅葉の季節は足早に終わりました。


















山門脇の桜の巨木、
写真家が満開の頃を撮影をして広報に載せたのが、かなり有名になり

毎年春の桜の季節に境内はにぎわいます。 冬の姿。





     




































松の剪定作業 川口振興センター

2019-12-16 | 樹木

センター内の入り口に
松の作りがあります。 その剪定を本日行う。 今日のセンター内は多くのボランティア活動
が入り、教える安行の剪定職人さんが、自分を含め5名、

各班に分かれて指導、今年最後の教室です。 松の剪定はわたしです。
松剪定はかなり高度な技術を要します。 特に松剪定は面倒な仕事、

松枝が各所に伸びて何処を剪定したら良いかわかりません。見極めが大切。
刈込が多いと樹形が崩れます。 あまり刈り込むと松は枯れることも
有り、要注意です。 松枝葉が鋭く体に刺さることもあります。

剪定作業は春、秋の季節 秋は夏に伸びた枝をすっきりさせて
風通しを良くします。 又樹木に有る沢山の葉は古い葉を見極めて

もぎ取ることも剪定の作業の要素です。 手袋をしてますが松脂がこびりつきます。
夕方無事剪定を終わり、親方が確認して終了。 作業日報を書き今日も無事終了。

今日は松3本、約3mの高さの樹木でした。




    


      





振興センターの地域の部署には
各地からのボランティアが集まり研修してます。 センターの指導員と安行地区の私たち造園の指導員が
先生で1年間を教えてきます。 12月が最後の月です。 各地域に帰り

皆さん方が他の人に教え込んでゆく、植木の里安行地区はこの広がりを大切にしてます。






   






  



















今年の10月頃に安行の
植木の里、金剛寺の山門近くのカリンの樹木の剪定を行い、

本日確認のため金剛寺に出向く。 眺め良くカリンの樹形、黄色の実の色つやが
青空見事でした。  葉が沢山ついてたので樹形を作るのに

苦労をしましたが、一安心いたしました。





  






   


















    






































枯葉 絨毯各種

2019-12-15 | 樹木


昨夜は地元埼玉は強風でした。
この日を待ってました。 多くの落ち葉の絨毯を気に入った樹木の下で

撮影をしてみました。 混合枯葉もありますがお許しを。

安行地区は紅葉の季節は終わりに近づき、冬寒の季節を迎えてます。






         

















































ナンキンハゼ サクラ トチノキ

モミジバフウ オウゴンガシワ  最後はお馴染みの紅葉の混合。 造園の敷地内での撮影で感謝してます。






麻布十番繁華街 銀杏の巨樹

2019-12-14 | 巨樹


弘法大師開設の古刹に立つ、
推定樹齢700年、幹回り10.4m 樹高20m、東京都麻布十番街の一角の善福寺の
境内に御神木として鎮座してます。

この巨樹の特徴は規格外の乳こぶを垂らし、その長さは2mを越してます。
イチョウの巨樹の特徴で乳柱、また気根とも言われ中に、
ゼリー状の粒子らしき液体とも言われる物質らしきもので、葉や茎を元気にさせる

更に昔は母乳の出ない母親の出るようにと信仰の対象になったのが、この
銀杏の巨樹でした。 
見ての通り、この種のイチョウは千本公孫樹と言われかつて麻布地域も、東京大空襲に
会い裏側のイチョウの樹皮が炭化して傷があります。


蘇ったのは親鸞聖人の杖が根付き力を与えたと言う、伝説があります。
御杖イチョウと言われ多くの人の信仰の対象となってます。
















































































主幹が折れてるので根元から
多数のヒコバエを出して数百年をかけて巨大な千本公孫樹を作り上げ

善福寺の御神木として多くの人に崇められてる関東一の公孫樹の巨樹。
今年初めての出会いでした。 思えば初めて出会ったのが確か20年前、
その姿は今でも全く変わってません、自分は20年の歳月を重ねてます。





















緑の絨毯 寒葵 ヒマラヤユキノシタ

2019-12-13 | 植物、花


山野草の親方の雑木林近くの
庭には日本固有種の寒葵の互生葉が、枯葉に埋もれて生育してます。
地表を埋め尽くすカンアオイ畳一畳はありそうで、美しい葉の模様が鮮やかです。

落ち葉に埋もれてるので手で枯葉を払うことを許可してもらいました。
親方は(どうだ凄いだろう)自信満々、確かにこの大きさ、
鮮やかさは今では他では見ることが出来ません。

秋から冬にかけて花を葉の下の根元付近に、個性的な花を見せてくれます。
根元をかき分けて見せてくれましたが、花は確認できません。

去年撮影した花2種を載せておきます。 花に見えるのは
花弁では無く3枚のガク筒と言われ、各種のユニークな形を

見せてくれます。1年中ハート型の緑色の葉を茂らせ冬の地表を彩ります。















   











他の場所の去年の秋口に根元付近に

花の形を見せてくれたのを載せて見ます。見られることの少ない、寒葵の花形状。





   





   






近くにはヒマラヤユキノシタの
花が咲いてるのには驚きました。もう咲いてるそんな感じです。寒い季節の緑色。お昼休みに

入り、食堂に向かいます。 今日は冷え込んでます。安行地区事務所。






   





   





      




   






 























 

新品の絨毯 落ち葉

2019-12-12 | 樹木

知り合いの山野草の栽培士の所有の
雑木林、いつものように私のために、開放してくれました。

立ち入ることの出来ない、枯葉の絨毯、驚きの景色、
あらゆる樹木たちの絨毯が織りなす光景に、目を奪われました。








  







     






   





      





斜面の落ち葉の降り積もる
石段を上がりました。あらゆる落ち葉が降り積もり、躊躇しましたが贅沢な絨毯の上を土足で
上がりました。  フワフワの感じで靴が半分以上埋まりました。小雨降りの薄暗い

日でしたが、周りは物音一つ無し、薄暗い静寂、酔いしれました。 続く、、、







    






   





   





























   






















イルミネーション作り 

2019-12-11 | 樹木

1日かけて川口西口公園広場の

ケヤキに発光ダイオウドを絡ませ、配電盤を樹木に巻き付け

正直大変な作業を本日終了。 昨日配電盤の中の配置を、電気専門の会社に

応援を依頼してたのが正解で1日の大作業。 ともかく夕方6時に点灯させ

夜半の午後11時に終了のタイマーを樹木に取り付けて確認しました。

大型グレーン車の運転と配電盤設置を請け負い、1日かけて終了。
造園の仲間はグレーンに乗り。高所での配線を絡め、

専門会社は各樹木に配電盤を巻き付けて、本元の電源を線で確保。協力して川口市の仕事を

納期通りに済ませる。 職人の皆様、協力企業の皆様有難うございました。来年は遠慮したいです。






       






       





























光の祭典と名をなずけ
ケヤキの樹木に絡ませるイルミネーション、5年前からやり始めてますが

造園関係者は昼間のケヤキの冬の姿の美しさが配電盤また電線などの巻き付けで

損なわれてるそんな気持ちですが、川口市には意見を申し出る人はいません。

川口市の発注する造園の仕事は大きくあり、そのために意見を述べる人が居ません。
去年意見書を出す段階で、ストップがかかりました。