心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

この世の中-1

2007-08-04 14:17:43 | 時事評論

 

今の世の中は

なんと動きが早いのでしょう!

 

この間、

安倍氏率いる自民党が圧勝したのが

衆議院選挙でした。

2/3に迫る圧倒的多数でした。

国民は「美しい日本」づくりを

承認したかのように見えました。

 

ところが今回の参議院選挙では

大逆転で圧倒的多数が民主党に一票を投じ、

民主党の圧勝に終わりました。

小沢民主党に

一度政権の座に着いていただいて

”お手並みを拝見したい”

というメッセージなのでしょう。

 

支持政党とは違った民主党に

他の野党、与党の支持者も今回は民主党に

集中したようです。

 

やはり国民は公正さを求めたのでしょう。

中産階層が激減し

一割にも満たない上流階層が

圧倒的富を独占できるような政治は

異常だと感じたはずです。

 

問題は

今日、世界経済のグローバル化に

どの程度

政府政策による肩入れにより

国家間の競争を
有利に導くかにあり、


そのために世界競争に

直接関与している大企業に

減税や、政策的メリット

をどこまで提供できるかでありました。

 

それは実際は「大企業減税」、

庶民に「大増税」が

政府の明確な政策決定でした。

 

それ以前から、

国民は福祉政策などでも、

障害者、母子家庭など、

弱者の
切り捨て予算編成で

悲鳴を上げていたのですが

住民税が、

今年「開けてびっくり玉手箱!」で

所得税と振り変わったにしては

想像も付かない
増額に

再び「悲鳴」をあげました。

 

それと同時に、

そのような生きていけないような仕打ちに

我慢を強いながら、

それを強いている閣僚に

逆の腐敗現象が続発したことは

国民の怒りを

逆なでしたことは想像に難くありません。

 

また、国際平和の問題にしても

世界平和を追求していく上で

自衛隊の海外派兵が憲法9条違反であることを

曖昧にしながら、国内にテロを引き入れる

口実になるテロ特措法などを強行的に

可決しようとしていることなどは

見過ごすことは
できません。

 

テロは絶対に許すことはできません。

それは言うまでもないことです。

問題はそういう口実の元に

他国の独立と尊厳を冒すと云うことに

問題があることを明確にし、

そういうことの無いように

国際関係を確立していくことが

世界平和への真の正義の道です。

 

そのためには、

もう一度、

第一大戦、第二次大戦の

悲痛な国民の
反省と教訓を


見直すことが不可欠です。

 

 


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