岡田幹事長は
公約の”子ども手当”などの見通しが甘かったと
国民に対して謝罪していますが、
それはおかしいだろう!と私は主張したい。
公約が公に発表されたのは大震災以前の話で、
その後、
大震災や原発事故で
大規模に破壊し尽くされた為、
東日本の都市や町、村々を
早急に立て直すために、
大規模な予算を組まざるを得なくなったから
一時的に棚上げにします。
というのなら話がわかるが
あの発表通りなら、
民主党は自殺行為だといわざるを得ない。
なぜなら、
公約は国民が、
これは遠い将来にとってきわめて大事な政策だと
信じ共鳴したからこそ、
60年続いた保守政権にNo!といい、
民主党に支持を与えたはずです。
その公約が
はじめから間違っていました。
見通しが甘かった。
というのなら
民主党は存在基盤を完全に失ってしまうでしょう。
高速道路の無料化の政策に関してもそうです。
それらの政策に期待したからこそ、
国民は民主党に圧倒的多数の支持を与えたのです。
それらが間違っていましたと、
たとえ野党に申し渡されたとしても
それは民主党の存在意義を放棄したも同然、
ということがわからないのでしょうか?
そうでないのなら多くの国民にわかるように
徹底して説明する責任があるでしょう。
それは、
今でも日本の人口は減り続けていますし、
いずれは、
多くの大企業は海外に出て行くでしょう。
そのとき、
我が祖国の礎になるのは人しかありません。
小さな日本、
そこで巨大なGDPを
築いたのはまさしく人の石垣なのです。
バラマキ(子育て資金)などと
ほざくのはだれだ!
財産は人しかない我が祖国では、
世界と対等にこれから渡り合って行くには
最低1億人のラインを下ることは滅亡の道です。
それは、
無能な一億人であってはならないのです。
有能な一億人、
新しい科学技術を次々生み出していく一億人、
新しい価値と富、芸術を生み出していく一億人、
でなければならないでしょう。
今日本は滅亡に向かってまっしぐらだから
子ども手当が必要になったのです。
これは小泉改革で
多くの若者や中高年が
切り捨てられていった結果なのです。
これを緊急に立て直す必要があったのです。
そのためには子育て手当は
今真っ最中のカップルこれからの子育てのカップル、
どちらにとっても不可欠なのです。
子は将来、未来の宝なのです。
資本の論理に
我が祖国の身を完全に任せれば
バブル経済の時やリーマンショックの時のように
長期に亘って経済が破綻したときに
国を支える将来の人材を
その間、
大規模に失ってしまうことがわからないのでしょうか?
経済はいつかは立ち直っても
その間の人材の損失は取り返しがつかないのです。
人を育てる責任は
国家がその責任を負う!ということは
国家の中核となる事業ということなのです。
人の教育を
景気の変動に身を任せては
日本の将来は
二流国どころか没落への道となるでしょう。