戦後日本は
前文・第9条の元で、海外に軍隊を派遣することそのものが
交戦しなくても”威嚇であり、侵略行為”ととらえてきました。
ちなみに
第二次戦後、
米欧の主要な戦勝国家は、
戦後も
様々な理由を付け、国境を越え、
ベトナム、アフリカ、中南米、中近東で
戦争を断続的に続けてきました。
「大義名分」、名目はいろいろですが
自国にとっての自衛は
相手国にとっては侵略であることは
常識になっています。
植民地解放戦争、新植民地主義戦争、対テロ戦争など
様々な定義づけがなされている戦争に参加してきました。
今後これらの戦争に
同盟国であるUSAに付きしたがって、
国境を越え、自衛隊を派遣し他国での戦闘に
それが自衛(国境を超えて自衛?紛争中、内戦中でも。
欧米では国境を越えても侵略にならない)?
であるならば”交戦が可能”な法案を
可決しようとしています。
これが憲法違反でなくて一体何でありましょう?
また、
随行中の指揮権は米国(今日戦場では常識)にあります。
今の自衛隊員は
祖国防衛の為なら”命を惜しまない”と
決意して入隊した”国家・国民にとって
かけがえのない命・宝”なのです!
そして、
そのことによって、
国内にまで
”テロリストたちを呼び込むかもしれない”
極めて危険な「賭け」のような法案
なのです。
自衛隊員が悩み、自殺することは当然のことです。
正義のなどと堂々と言えるものではないのです。
更に、”兵站の攻防”は勝利するためには
もっとも重要な拠点なのです。
「孫子の兵法」やクラウゼビッツの「戦争論」、
諸葛孔明の「三国志」などを読めば自明のことです。
勝利の常道は「兵站」を如何に攻略するかなのです。
戦略上の要点だということです。
安全などととても言えたものではありません。
加えて、
一旦この戦いは
”始まればいつ終わるや知れない戦いになる”
ことはこれまでのNATO諸国やUSAの戦いを一見すれば
すぐにわかることなのにです。
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