中世の世界支配で有名な国はモンゴル帝国の侵略ですが、
モンゴルの支配方法は武力侵略した後は
その国や民族の代表を政権や代表に据え、その代理人を通じて
その国々全体を支配しました。
一般に、過去の人類の歴史においては
侵略した国家、民族は
併合して単一の国家に統合してしまうのが通例でした。
中世や近代においては
帝国主義的侵略と植民地主義的支配が通例となり、
その移り変わりは
ノルウエー(バイキングの活躍など)から始まり、
スペイン・ポルトガルが南米方面に進出しました。
そしてまず、
スペインが大西洋に覇を唱えたようです。
その後、
イギリス・オランダ・フランスなどが順次勃興し、
イギリスとスペインの大海戦
においてまず、英国(イギリス)が覇を唱えました。
植民地としては
主にアフリカを中心としてインド、それから
中国・インドなどユーラシア大陸に広がりました。
独立戦争・南北戦争をへて
第一次大戦後
急速に勢いを増してきたのが「アメリカ合衆国」でした。
その後、
新興国家として
ドイツ・イタリア・日本が
第一次・第二次大戦を通じて勃興してきました。
ドイツ、日本、イタリアなどは
第二次大戦敗北後野望は断たれてしまいました。
旧帝国主義、植民地主義支配の特徴は
武力侵略と植民地主義的支配に特徴がありますが、
新帝国主義的支配と新植民地主義的支配の特徴は
先ず武力干渉の手段として
でっち上げ事件のねつ造があります。
それから、
直接的支配は避けますが、傀儡政権・属国の成立を図ります。
間接的政治支配を通じて、経済的意向を意のままに
進めるのが要点です。
例としては
傀儡政権としては、
清国の後継としての満州国家、南ベトナムなどがあります。
属国として戦後数多く成立しますがすぐに消え去り、流動的です。
今もその真っ最中ともいえます。
具体的な例は皆さんのご想像にお任せします。
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