心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

望郷の想い 1

2019-03-15 18:44:27 | 文芸

 

 私が生まれたのは

福岡県の八女郡にある羽犬塚(方言は”はいんつか”)でした。

そこは、

東には黒木や城陽町があり、

その北側は未納山系が東西に延びています。

 未納山系は、西の果ては高良山があり、

東は、蛇行しながら東西に延びている筑後川に沿って平行に走っています。

西には八女市、更に西には有明海があります。

 

 

幼児の頃育った所は佐賀県小城郡にある小城炭鉱の長屋街でした。

そこは私にとってマホロバの地、

西には谷沿いに佐賀市から有馬方面に走る国道が走り、

東には脊振山地が東西に走っています。

その東端には天山がそびえて居ます。

 

 

 ここでの思い出の一つは

ここへ引っ越ししてきたのは多分2~3歳の頃だったと思います。

母に手を引かれ

夕方のころ小城の炭鉱の街に着きました。

もう薄暗くなっていました。

母の友人に出会ったのか、

集落の前の側道で立ち話を始めました。

薄暗くなった道端を蛍が無数に飛んでいました。

何故か、

蛍が青白い光の線を幾筋も引きながら飛び交っていたのを

思い出します。

 

 

cf.最後にこの地方の方言の訛りについて

少々、

「はいんつか」の「ん」は「ぬ」が変化し、

他に吉野ヶ里「よしのがり」の「り」は

この地方では「い」に変化しています。

したがって、この地方では

「よしのがい」と言っています。

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